政治ブログを巡海中


よくこれだけ、あることないこと取り混ぜて、政府と民主党をたたけるものだ。「マッチポンプ」式の世論調査と批判記事(ほとんど伝聞記事)、私は新聞は政治記事以外は大好きだ。政治記事の大半は上部の指示に沿っているものだろう。
 もし、いまネット(ブログ)がなければ、マスコミの思い通りの日本になっていることを考えると背筋が寒くなる。


◎ 反戦な家づくりさん
  4月19日記事を一部引用 『Can you follow through ? の意味を知らないの?? 大新聞のワシントン特派員さん』

 英語が堪能なかたは、ぜひFOLLOWしていただきたいのだが、いま話題の Can you follow through ?
の意味は、ゴミ売(注:読売新聞)をはじめ新聞各紙が報じているような意味なのか、大いに疑問がある。おそらく、中学英語のレベルだと思う。
Can you 〜 ? の意味は、二通りあるはず。
 〜できるか?  という意味と  〜してもらえますか? という意味だ。
いかにアメリカが日本を属国だと思っていたとしても、大統領がそれを公式の人々の面前で公言するわけがない。首脳同士の会話に、「あんた 〜できるんか?」 てな調子の口の利き方をするだろうか?

 裏でどんなことをしていようが、表向きの言葉は、決してこんな失礼なことは言うはずがない。日本の新聞は異常だから、自分の国の代表がオバマに罵倒されて大喜びしているが、日本以外の国ならば、反米デモが起きて、アメリカ大使館に石が飛ぶだろう。アメリカの大統領たるもの、その辺の教育は徹底的にされているはずだ。

 だから、この Can you ? は 「してもらえますか?」 のほうの意味だ。まあ、Could you じゃなかったあたりに、やはり傲慢さはのぞいているけれども。

 次に、follow through は 努力を続ける とか 〜をやり遂げる という意味
〜をやり遂げる の場合は follow through with 〜 となる。
オバマの発言とされている Can you follow through ? は withがついていないので、どちらかというと、 努力を続ける という意味合いだろう。

つまり、オバマは 「努力を続けてもらえますか」 と鳩山首相に言ったのである。

 もっとも、情報源が正体不明の「日米関係筋」だから、どこまで本当なのかわからないし、首脳同士の会話を、本人の承諾を得ずにマスゴミ(もちろんマスコミのこと)に流したこの「関係筋」は、マトモじゃない。

 それに輪をかけて、大新聞社のワシントン特派員が、中学英語もわからないふりして、自分国の首相が大統領に罵倒されたかのような報道をして、しかも、それを喜んでいる姿は、変人奇人の類である。

  ◇ 「雑感 日々思うこと」さん
 4月18日記事 「産経の大きな勘違」を一部引用

 今日、徳之島で普天間基地の移設反対集会が行われたようである。テレビ・新聞を見ながら、「ふ〜ん」でしかない。そもそも、徳之島へ移転をするって政府の正式見解でもないわけで、それこそマスコミに煽られて集会を開いているようにしかみえない。
 先月(3月)28日にも、徳之島では移設反対運動が行われ、小池百合子氏が参加をし4200人を集めたとの報道があった。考えりゃ馬鹿みたいな話で、マスコミ報道につられ、徳之島までわざわざ出かける方も出かけるほうである。
徳之島の名前が出てきたのが、3月くらい前(1月頃)だったとは思うのだが、この時(3月)にも、新聞紙面では 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設先の一つとして、「米側に示された政府案に盛り込まれた」とは書いてはあるが、、一度も政府の正式見解に徳之島なんて名前は、見たことも聞いた事もない。

 ただ、こうやっていろいろな地域の名前をマスコミが出してくることで鳩山内閣を追い詰めようという算段であろうが、鳩山内閣にとっては痛くも痒くもない話で、結局は「日本には米軍基地は要らない」と日本国民が思っていることの再確認をしているだけに過ぎない。
簡単に言えば、沖縄に基地があることには同情はするが、「自分の土地には来てはほしくない」という事であって、正直に言えば沖縄においてほしいとさえ思っているとしか思えない。中には産経のように話を摩り替えて、日米安保やら日米同盟を持ち出して、沖縄に基地を置くことの正当化をしようとする輩さえいる。であれば、沖縄も徳之島も一緒で「日本に、基地はいらない」となぜに言えないのであろうか。 
 
 そもそも、産経が「日本に米軍基地は要らない」と言えない事情が、この国の方向を誤った方向へ導いてきた可能性さえある。同時に読売もであるが。この一見「親米思想」が、日本の「保守」の存在を非常にあいまいなものにしていることにさえ気がつかないのであろうか。


  □ 「とりあえず書いてみようか」さん
  4月17日記事 「チームは鳩山の一員としての自覚がない仙石大臣の評論家気分発言」を一部引用

 評論家気分が抜けない政治家は始末に終えない。ましてこれが閣僚となるとなおさらだ。仙石大臣の「首相が辞任なら論理的には衆参同時選挙」発言。どうしてこんな発言をする人物が閣僚を引き受けたのか、理解に苦しむ限りだ。

 今の内閣制度は憲法で認められている。明治憲法では内閣制度は規定されいなかったし、首相も他の大臣と同輩の一人にすぎなかった。しかし今の憲法下での首相の地位は重い。首相が内閣のトップであり、ある意味ではその配下に各大臣がいるというのが今の内閣制度のありかたである。

 そうした内閣制度の下では、その内閣は首相の内閣であってそれがいやならそこにいてはいけない(つまりはやめなければならない)。今は鳩山由紀夫が首相。したがって、今の内閣はチームは鳩山でありこの内閣のマイナスになるような発言・行為は極力慎むべきであるのが、閣内に入る条件であるといえる。またそうでなければ、チームとしての内閣は機能しない。

 民放の番組で仙石がいった「もし鳩山首相が辞任ということになれば、衆参同時解散も論理的にいえばありえる」という発言。「お前は馬鹿か」と本気でそう思う。解散は首相の専権事項。何を勘違いして内閣の一員がこの時期に解散に関しての発言をするのか。あいた口がふさがらない。

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