0131真矢みき(まや・みき)さんの誕生日です。

 
 真矢みきさんは広島市出身(4歳まで)、大阪府豊中市育ち。身長166cm。宝塚歌劇団の元花組男役トップスター。1981年入団第67期生。同期生には女優の北原遥子(きたはら・ようこ)さん(元雪組娘役、日本航空123便墜落事故で死去)、黒木瞳(くろき・ひとみ)さん(1982年から1985年まで月組娘役トップスター)、涼風真世(すずかぜ・まよ)さん(1991年から1993年まで月組トップスター)。毬藻えり(まりも・えり)さん(1989年から1992年まで星組娘役トップスター)、演劇プロデューサー、活弁士、日本舞踊講師の幸風イレネ(さちかぜ・いれね)さん(元月組男役、現在のイレネ飯田)がいる。現役では専科の梨花ますみ(りか・ますみ)さんがいる。


     

 

 ◇父親の転勤で中学校卒業まで8回転居した。  ◇「日舞を習いたい」と中学時代から宝塚コドモアテネ宝塚音楽学校が少女の健全育成を目的にその設備と講師陣を活用して、声楽・バレエ・日本舞踊のレッスンを行う日曜教室。利用する少女の中には、宝塚音楽学校受験を希望する者も少なくない。ここに通い宝塚入団を果たした者は、真矢みきさん・匠ひびきさん・樹里咲穂さん・汐美真帆さん・彩吹真央さん・天勢いづるさんなど多数。=に通う。   ◇大地真央さん(82年〜85年月組トップスター)への憧れから1979年に宝塚音楽学校に入学。  ◇初舞台当初から華やかな美貌と個性あふれる魅力で注目を集め、歴代花組トップスターに勝るも劣らぬ個性派スターとしての道を歩み、特に1992年〜1995年は2番手ながらトップとほぼ同等な扱いを受け、芝居・ショー共に大活躍。安寿ミラさんとの男役同士のコンビは当時呼び物となり、人気を獲得した。   ◇1995年では安寿さんの退団により『エデンの東』で花組トップスターに就任。相手役は純名里沙さん(現・純名りささん)、千ほさちさん(動画)(現・森ほさちさん)。その美しさと爽やかさ、天性の舞台センスの良さ、ユニークさで、当時宝塚一の人気を誇り、自他共に認めるトップオブトップであった。
◇1998年に惜しまれつつ退団(長髪のヘアスタイルやナチュラルな舞台メイク、独特の着こなしや、  ◇退団直前につんく♂プロデュースによる日本武道館でのソロコンサートの開催、篠山紀信氏撮影による写真集の出版など、宝塚に新しい風を積極的に吹きこみヅカの革命児とまで言われた)。


宝塚の主な舞台

初舞台〜花組時代

◇1981年3月〜5月『宝塚春の踊り』/『ファーストラブ』(大劇場公演)(初舞台)  5月に花組配属

◇1983年9/30〜11/8 紅葉愁情』/『メイフラワー』(大劇場公演) 10月28日『メイフラワー』第2回新人公演:ジャック(本役:高汐巴(たかしお・ともえ)さん=83年〜87年花組トップスター)

1984年2月〜3月『琥珀色の雨にぬれて』/『ジュテーム』(大劇場公演)  『琥珀色の雨にぬれて』:ポール(新人公演:ルイ/本役:大浦(おおうら)みずきさん=74年入団第60期生雪組星組〜83年花組、88年〜91年花組トップスター。) 8月〜9月『名探偵はひとりぼっち』/『ラ・ラ・フローラ』(大劇場公演) 9月『名探偵はひとりぼっち』新人公演:トム(本役:大浦みずきさん)

◇1985年3月〜5月『愛あれば命は永遠に』:小公子(新人公演:ナポレオン役/本役:高汐巴さん)(大劇場公演) 6月『ジャパン・ファンタジー/ドリームズ・オブ・タカラヅカ』(第5回ハワイ公演) 9月〜11月『テンダー・グリーン』/ミュージカル・アドベンチャー『アンドロジェニー〜麗しき乙女たち〜』作・演出 岡田敬二氏。(大劇場公演) 『テンダー・グリーン』新人公演:ソーン役。(本役:高汐巴さん)。

◇1986年5月『散る花よ、風の囁きを聞け』:想太郎役。(バウホール公演)  06/27〜08/06
ミュージカル・ロマン『真紅なる海に祈りを』−アントニークレオパトラ−脚本・演出 柴田侑宏氏/ショー『ヒーローズ』作・演出 三木章雄氏(大劇場公演)  7月『真紅なる海に祈りを』−アントニークレオパトラ−新人公演:アントニー役。(本役:高汐巴さん)  8月〜9月バウ・コメディ『グッバイ・ペパーミントナイト!』作・演出 中村暁氏:ルイス・カーナビー・ジュニア役。(バウホール公演)

真紅なる海に祈りを−アントニークレオパトラ
シェイクスピア作「ジュリアス・シーザー」「アントニークレオパトラ」を下敷きに、英雄マーク・アントニーの愛と死を描く。'86年花組宝塚大劇場。原作、シェイクスピア小田島雄志訳より)。脚本・演出は柴田侑宏氏。高汐巴さん、秋篠美帆さん、大浦みずきさん 他。ローマ。大シーザー(朝香じゅんさん)は政治家として絶頂期を迎えていたが、ブルータス(なかいおり)らに暗殺される。アントニー(高汐さん)はただちに反対派を滅ぼし、ローマの実権を握るが、腹心のイノバーバス(大浦さん)と相談し、小シーザー(朝香さん・二役)、レピダス(宝純子さん)と三頭政治を始める。アントニーはエジプトを訪れ、大シーザーの恋人だった女王クレオパトラ(秋篠さん)と再会し恋の炎を燃やす。小シーザーは、仇敵ポンペイに対抗するローマ団結のため姉オクテヴィア(水原環)との結婚を迫り、アントニーはオクテヴィアと結婚。シーザーと義兄弟となるが、両雄並び立たず。ついにアントニーとシーザーの間で戦いが始まる。


◇1987年2月〜3月『遙かなる旅路の果てに/ショー・アップ・ショー』:マイスキー少尉(新人公演:サビーニン/本役:高汐巴)(大劇場公演) 8月〜9月『あの日薔薇一輪/ザ・レビュースコープ』(大劇場公演) 『あの日薔薇一輪』:ジェイムズ(代役:リチャード/本役:瀬川佳英、大浦みずき休演のため)。『ザ・レビュースコープ』:プリンセス・パイナップル


◇1988年2月『ベルベット・カラー』:ヌフ(バウホール公演) 3月〜5月『キス・ミー・ケイト』:ジョー(大劇場公演) 9月〜11月『春ふたたび』/『フォーエバー!タカラヅカ』(大劇場公演) 『春ふたたび』:与五。『フォーエバー!タカラヅカ』:ビューティーズA  11月『ソング&ポートレート』(バウコンサート)

◇1989年1月〜2月『会議は踊る』:フランツ役。 /ザ・ゲーム』(大劇場公演)  2月〜3月『硬派・坂本竜馬!』:坂本竜馬バウホール初主演)  6月〜8月『ロマノフの宝石』:セザール役。/『ジタン・デ・ジタン』:ルダリ役。(大劇場公演)
10月〜11月『ベルサイユのばら −フェルゼンとマリー・アントワネット編−』:ジェローデル役(星組公演特別出演)(大劇場公演)

◇1990年2月『ロマノフの宝石』:アンジェロ役。(中日劇場)  3月〜5月『ベルサイユのばら −フェルゼン編−』:オスカル役(役代わり:ヨーゼフII世)(大劇場公演)  5月〜6月『美しき野獣』:ボーイM役、クィーンビー役。(バウホール公演)  9月〜10月『秋…冬への前奏曲/ザ・ショーケース』:ルボル役(大劇場公演)


◇1991年1月〜2月『春の風を君に…/ザ・フラッシュ!』(大劇場公演)
『春の風を君に…』:竜童役。 6月〜8月『ヴェネチアの紋章』:ヴィットリオ役。/『ジャンクション24』:レッド・キラーS役(大劇場公演) 


花組2番手時代

◇1992年1月『ドニエプルの赤い罌粟』:アレクサンドル役(バウホール主演)  2月〜3月 『白扇花集』:赤いけしS役、花のボレロ役。/『スパルタカス』:サビヌス役 大劇場公演) 4月〜5月 『小さな花がひらいた』:くろ役。『ジャンクション24』:レッド、ルダリ役。 (地方公演)  8月〜10月『心の旅路』:ハリスン役。/『ファンシー・タッチ』:ジャック、マヤチェロ役。(大劇場公演)


◇1993年2月〜3月『メランコリック・ジゴロ』:スタン役。/『ラ・ノーバ!』(大劇場公演)   ◇8月〜9月『ベイ・シティ・ブルース/イッツ・ア・ラブ・ストーリー』(大劇場公演)
『ベイ・シティ・ブルース』:レオナード   ◇10月『アップル・ツリー 〜三つの愛の物語〜』:アダム、バーバラ、エラ、パッショネラ(バウホール主演)


◇1994年3月〜5月『ブラック・ジャック 危険な賭け』:ケイン。/『火の鳥』』:ジュラシックハンター役。(大劇場公演)  ◇6月『風と共に去りぬ』:レット・バトラー役。(雪組特別出演)(大劇場公演)  ◇7月『ブラック・ジャック 危険な賭け』:ブラック・ジャック/。『火の鳥』:火の鳥役。(東京公演:安寿ミラの代役)   ◇9月〜11月『冬の嵐、ペテルブルグに死す』:アンドレ役。/。『ハイパー・ステージ!』:レーサーS役。(大劇場公演)


◇1995年1月『哀しみのコルドバ』:リカルド・ロメロ役。 / 『メガ・ヴィジョン』:シャドウS役、白鳥役(大劇場公演)


花組トップスター時代

◇1995年6月〜8月『エデンの東』:キャル・トラスク役。 /『ダンディズム!』(大劇場公演)(大劇場お披露目公演)花娘役トップに純名里沙さん   ◇9月〜10月『紅はこべ』:パーシー役。 /『メガ・ヴィジョン』(全国ツアー)



◇1996年1月〜2月花は花なり』:花若役。 / 『ハイペリオン』(大劇場公演)   ◇6月〜8月『ハウ・トゥー・サクシード』:J.ピエルポント・フィンチ役。(大劇場公演)娘役トップの純名里沙さん退団    ◇12月〜1997年1月Ryoma 〜硬派・坂本竜馬!Ⅱ(動画) 』:坂本竜馬役。(シアター・ドラマシティ公演)


            



◇1997年2月〜3月『失われた楽園(動画) 』:アーサー・コクラン役。 /『サザンクロス・レビュー(動画)』(大劇場公演)花組娘役トップに千(せん)ほさちさん=現在森はさちさん    ◇4月〜5月『風と共に去りぬ』:レット・バトラー役。(全国ツアー)   ◇8月〜9月『ザッツ・レビュー』:春風泰平役。(大劇場公演)   ◇10月『ブルー・スワン』:アレックス役。(バウホール公演)



◇1998年5月〜6月『SPEAKEASY』:マック・ザ・ナイフ 役 / 『スナイパー』(大劇場公演)(退団公演)  8月〜10月KARAZUKA1000days劇場公演を最後に退団。 娘役トップの千ほさちさんも退団。

ディナーショー、コンサート

1989年『ディナーショー』(友麻夏希さん、香寿たつきさんと六甲山ホテルで)
1996年『Nice GUY!』
1998年7月『MIKI in BUDOKAN』(日本武道館