東日本大震災の支援は粘り強く行おう

 
自分も含めて、「熱しやすく冷めやすい」「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
のが世間です。 新聞やテレビも「もう2週間、もう3週間」と言いつつ、
1カ月過ぎれば、大震災前のように わたしたちの生活には何の意味もない
話題で盛り上がるんだろう。
  しかし、今回の大震災は、被災した県が広範囲におよび、犠牲者の方も1
万人を超え、加えて行方不明な方も1万人を超えている。 
鉄壁と思えた防波堤・防潮堤が津波に破壊され、住居・工場・漁港・商店
・学校・役所も軒並み被害を受けた。陸上には船が置き去りにされ、動けな
くなった自動車がその残骸をさらしている。
  これに福島県を中心に、東京電力福島第一原子力発電所大熊町・双葉
町)の重大事故が重なり津波放射線・物に苦しめられている。
  義援金は全国で取り組まれ、1000億円を超えるが、余りに被害が大きく被災
者も多数で、今必要な当座の資金さえ分配できない。
  復興は、表面的には進み、1年経てば公共的な建造物は建てられるだろうけ
ど、市民の暮らしは 1年足らずで元に戻るとはとても思わない。
なので、わたしたちも被災者支援は粘り強く行う必要がある。
  また、政府は被災者に対して、国税部分の軽減をする必要があるだろう。
これくらいは、国会で簡単に決められることだ。