つかこうへい氏と宝塚作品
1982年に直木賞を受賞し、大ヒットした映画版も「日本アカデミー最優秀脚本賞」を受賞した、つかこうへい氏作「蒲田行進曲」を原作に宝塚バージョンとして作られ、1996年に久世星佳(くぜ・せいか)さん、風花舞(かざはな・まい)さん、汐風幸(しおかぜ・こう)さんを中心とした月組により宝塚バウホールにて初演、好評を博した作品。
『銀ちゃんの恋―つかこうへい作「蒲田行進曲」より―』
月組宝塚バウホール公演 1996年06月01日(土)〜06月15日(土)
月組東京特別公演(日本青年館大ホール) 1996年08月07日(水)〜08月14日(水)主な出演者 倉岡銀四郎(銀幕のスター) 久世星佳さん 水原小夏(売れなくなった女優。銀ちゃんの恋人) 風花舞さん 平岡安次(銀ちゃんにあこがれる大部屋俳優。通称ヤス) 汐風幸さん ヤスの母 邦(くに)なつきさん=現在専科、元月組組長、1972年入団第58期生) 監督 真山葉瑠(まやま・はる)さん=1986年入団第72期生 橘(俳優。銀ちゃんのライバル) 樹里咲穂(じゅり・さきほ)さん 大介(大部屋俳優。銀ちゃんの取り巻き) 大和悠河(やまと・ゆうが)さん
『銀ちゃんの恋―つかこうへい作「蒲田行進曲」より―』
花組梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演 2008年10月03日(金)〜10月15日(水)
花組東京特別公演(日本青年館大ホール) 2008年10月20日(月)〜10月27日(月)
潤色・演出は石田昌也氏。大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)さん、野々すみ花(のの・すみか)さん。
映画スターの銀ちゃんこと倉岡銀四郎(大空)は自己中心的な性格で、何でも自分が主役でないとダメ。だから恋人の落ち目の女優・小夏(野々)や子分の大部屋俳優・ヤス(華形ひかる)は気の休まる暇がない。小夏に赤ちゃんができるが、折しも撮影所では銀ちゃん主演の映画「新撰組」の撮影中。自分は大スターだと思いこんでいる銀ちゃんは、スキャンダルを恐れて、小夏をヤスと結婚させてしまおうと考える。最初はヤスを嫌っていた小夏だが、出産費用のために危険なスタントをするヤスの優しさに触れ、次第に心が動いていく。そんな時、銀ちゃんの一番の見せ場である「池田屋階段落ち」のシーンが、危険過ぎるという理由でカットされそうになる。意気消沈する銀ちゃんを見て、ヤスは階段落ちを買って出る…。
主な出演者 倉岡銀四郎(銀幕のスター) 大空祐飛さん 水原小夏(売れなくなった女優。銀ちゃんの恋人) 野々すみ花さん 平岡安次(銀ちゃんにあこがれる大部屋俳優。通称ヤス) 華形(はながた)ひかるさん 橘(俳優。銀ちゃんのライバル) 真野(まの)すがたさん 大道寺監督 悠真倫(ゆうま・りん)さん
2010年09月04日(土)〜09月26日(日) 宙組全国ツアー 「銀ちゃんの恋」−つかこうへい作「蒲田行進曲」より−原作/つかこうへい氏 潤色・演出/石田昌也氏 主演:大空祐飛さん、野々すみ花さん
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