ワールドカップのもう一人(匹)のMVPは「パウル」君(タコですがw)

 
 ウィキペデイアより引用=オーバーハウゼン(Oberhausen)はドイツ連邦共和国の都市。ノルトライン=ヴェストファーレン州に属する。人口は約22万人。ルール地方に位置する工業都市。かつては製鉄業や、石炭の採掘で栄えたものの、産業構造の変化によってこれら重工業は衰退した。現在は、文化都市として新たな発展の方向を模索している。周囲は、南東はエッセン、南はミュルハイム・アン・デア・ルール、西はデュイスブルクという、いずれも中規模以上の都市に接しており、ルール大都市圏の一角を占めている。

サンスポより

 注目のサッカーW杯南ア大会決勝は、延長の末にスペインが1−0でオランダを下し、初優勝。パウルは9日(日本時間10日)に「スペイン勝利」を予言しており、これで予想した8試合すべてを当てる“全戦全勝”の快挙となった。

     

 パウル君が飼育されているのは、ドイツ西部オーバーハウゼンの水族館「シー・ライフ」。予想は至ってシンプルな方式で、水槽内に対戦する両国の国旗をつけた容器を設置し、中に好物の貝を入れておく。パウル君が食いついたほうが勝ちだ。

 パウル君はドイツ代表の試合を予想し、1次リーグ&決勝トーナメント、さらに3位決定戦と勝敗をすべて当てて見せた。

 準決勝では負けをドイツの負けを予想。その通りスペインに敗れた際には、怒り狂ったドイツのサポーターから「ヤツをサラダにしろ」「いやパエリアだ」の怒号。パウル君の身を案じたスペインのサパテロ首相が、冗談半分ながら「スペインからパウル君の保護チームを派遣する」と“緊急声明”を出した。

 ここに至ってパウル君の人気は絶頂を迎え、決勝予想の際には、世界各地から100人以上のジャーナリストが殺到。欧米や中東の計約600のテレビ局が生中継したという。

 その実力ぶりにドイツの有力紙は、今回W杯のDVD特集を制作するとしたら、表紙にふさわしいのは「パウル君」とした。事実上のMVPだ。

 
 現地からの報道などによると、パウル君は2008年、英国南部ウェーマス沖の大西洋生まれ。生後3カ月で同水族館に来てから、ドイツ戦の試合予想を始めたという。08年の欧州選手権では5勝1敗で、今回のW杯を合わせると14戦13勝1敗。勝率は実に・929の数字を弾き出す。

 もっとも、タコの寿命は一般的に3歳前後といわれている。同水族館によると、パウル君は2歳半。人間でいえば“お年寄り”にあたり、W杯予言は今回限り。水族館では「後継者」を育成し、2014年に行われるW杯ブラジル大会に備えることを検討しているという。

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