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 人気ファンタジーシリーズの最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」2部作(デビッド・イェーツ監督)の全編3D上映が決まった。同作を配給するワーナー・ブラザース映画が6月10日、発表した。

 シリーズ初の2部作で描かれる同作は、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」が11月19日、「PART2」が2011年夏に公開。17歳に成長し、ホグワーツ魔法魔術学校の最終学年となったハリー・ポッターダニエル・ラドクリフ)が、宿敵ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)との最後の戦いに臨む姿を描く。撮影は昨年の2月から英ロンドンで続けられており、間もなくクランクアップを迎える。

 同シリーズは第5作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」で初めて一部に3Dを導入(日本での3D版上映はなし)。続く第6作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」では、IMAXシアター限定で一部シーンが3D化されたバージョンが上映された。今回は従来どおりの2D版に加え、シリーズ初となる全編3D版を上映する。

 シリーズ過去6作の累計興行収入は795億円。最終2部作の全編3D化により、大きな盛り上がりが期待される。