沖縄をみつめよう4 あんたこそ「無責任」だよ
読売新聞ってホントどこの国の新聞なのか疑ってしまう。
5月14日付 編集手帳
日露戦争の日本海海戦を勝利に導いた参謀、秋山真之は『天剣漫録(てんけんまんろく)』に書いている。〈細心焦慮は計画の要能(ようのう)にして、虚心平気は実施の原力也(なり)〉。計画は細心に、実施は一転してアッケラカンと平気の平左(へいざ)で行け、と◆軍事に限らず、国政の運営から企業経営まで、万般に通じる心得だろう。
鳩山首相の場合は逆で、夢のような計画を平気の平左で約束し、実行の段になって今は焦慮に身を焼かれている◆「普天間」を国外か県外に移設して沖縄の負担を軽減し、米国も納得し、日本の安全保障は揺るぎない――夢想するだけなら、誰もが夢想する。
為政者は、しかし、実現の道筋も考えぬまま、夢想に踊ってはいけない◆衆院選の遊説で約束した「最低でも県外」を“個人の発言”として反古(ほご)にしたのに続き、「5月末までの決着」も果たせないことを、ついに首相が認めた◆願望を口にすれば、まわりの誰かが叶(かな)えてくれる…羽毛のように軽い言葉は恵まれた生い立ちにも起因しているか。無責任な夢想をアッケラカンと約束する無邪気さは、月々1500万円のお小遣いをもらえる境涯と無関係ではあるまい。
この「編集手帳」氏は、前段の秋山参謀の語録を一生懸命探すあまり、疲れてしまって普天間を国外や県外に移すことなど「夢のまた夢」と断言し、もちろん沖縄の人の負担軽減なんて全く意識の外、なのに米国の納得がいると力説、日本は米国の奴隷なの? 軍事基地はいらないと言うことさえ出来ない読売新聞こそ反国民的な無責任新聞じゃないか。
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