不当な判決


 私も同じ病気なのでわかりますが、健康人より疲れやすく、免疫力も低下しすぐに風邪などひきやすい、ストレスにも耐性が極端に弱い。それで、記録されているだけで(記録に残らない残業があるはず)、この残業時間を考えれば全く不当な判決と言わざるを得ません。何故もっと「人」に優しい司法にならないのだろう。 

産経新聞より。

 時事通信社の政治部記者だった森田一樹さん=当時(36)=が平成9年に亡くなったのは過重労働が原因だったとして、遺族が国に労災認定するよう求めた訴訟の判決が15日、東京地裁であった。渡邉弘裁判長は遺族の訴えを退けた。
 森田さんは政治部で首相官邸を担当していた9年6月1日に吐血。2日後に糖尿病の合併症で死亡した。

 渡邉裁判長は死亡前半年の1カ月あたりの平均時間外労働が約134時間だったことなどから、過重労働と認めた。一方で、「どのようなストレスが糖尿病を悪化させるのかなど、医学的知見がない」などとして、過重労働と死亡の因果関係を認めなかった