新聞って劣化してません?


推奨ブログ 世に噛む日々さんの叩くべき者を叩かず叩くべきでない者を叩く大新聞に未来はない

 その一部を紹介します。

 普天間基地の問題は15年も前政権によって放置されてきた。いいか、鳩山政権が放置したのではない。前自民党政権が放置してきたのだ。返還が決まった後、なお15年間も普天間の住民は、事故の恐怖にさらされてきたのだ

 それをなんとかしようと汗をかいている者が、どうしてこんな言われ方をしなければならないのか。「放置された」状態の15年のあいだ、大マスコミは、鳩山政権に「早期決着」を迫るくらいのしつこさで、問題にしてきたか?報道してきたか?


 叩くべき者を叩かず、叩くべきでない者を叩く。朝日は今月でやめることになっているが、もう、新聞をとることもないだろう。


わたしも4月14日朝刊1面(大阪地方です)の「普天間5月決着絶望的 首相の直談判米側冷ややか」の見出しに本当腹が立った。一体どこの国の新聞なのか、ワシントン・ポスト東京朝日支局という社名に変更したほうがいいのではないかと感じた。自分たちの国の代表がコケにさらされていることに何故、朝日新聞は平気なのか?沖縄の基地なんかいらない と主張できないの?

 鳩山由紀夫首相の「賭け」は空振りに終わった。4月12日夜(日本時間13日午前)、ワシントンで行われたオバマ大統領とのトップ会談。首相は難航する米軍普天間飛行揚(沖縄県宣野湾市)の移設問題の打開を試みたが、オバマ氏から前向きな言葉は引き出せなかった。政権内では「5月末」までの決着は絶望的との見方が広がっている。

 「10分間、みなさん食事をしていてください」。核保安サミットの全体会合を翌日に控えた夕食会の冒頭、オバマ氏はこう宣言した。オバマ氏の隣は鳩山首相。この10分は、正式な会談がセットされなかった首相への配慮だった。首相はオバマ氏に身を寄せて「日米同盟が大変大事という中で、普天間の移設問題に努力している最中です。5月末までに決着したい。大統領にも協力をお願いしたい」と頼み込んだ。だが、貴重な10分間は(誰にとって?)、米側が最も重視するイランの核開発疑惑にも割かれた。普天間をめぐる議論は「半分くらい」(松野頼久官房副長官)にとどまった。

 この意見交換についての米側の発表は普天間問題に一切触れておらず、オバマ氏がなんら言質を与えなかったことを裏付けた。終了後、首相は「具体的な地名は一切出していない」。鹿児島県徳之島とキャンプ・シュワブ沖縄県名護市など)陸上部を併用する「腹案」すら打診できなかった

 米国の態度は冷ややかで、日本側が求める実務者協議に応じる気配はない。残されたルートは、オバマ氏とパイプを持つルース駐日大使と、岡田克也外相のライン。今後、大統領が政治決断する可能性は低く、5月末に決着しなければ、鳩山首相政治責任を厳しく問われることになる。
 
 政権内の一部は、すでにそんな状況を見越している。米の賛否は別に、5月末までに一応の政府案を米側に打診し、「回答を待つ」として時間を稼ぐ案も出ている。首相周辺の一人はすがるような思いを語る。「米側から『検討の時間が欲しいので、結論を先延ばししたい』と言い出してくれないものか」(ワシントン=林尚行氏、伊藤宏氏)

 朝日にとっては、沖縄県民の安全なんかどうでもいいのだ。文中になんの配慮もみあたらない。それより5月末までに決着しなければ「鳩山の首」がとれることをうれしそうに語るのみだ。米国のいいなり(世界は変わろうとしているのに)の報道で、沖縄も日本も置き去り。朝日の本当の主張はなんなのか? いつまでも沖縄に米軍を駐留させて、中国や北朝鮮から守ってほしいの? 朝日新聞は戦前の軍国主義に屈して迎合し戦争礼讃の記事を書きまくった過去に先祖がえりしようとしている。
 

鳩山内閣メールマガジン」第27号より>>
今回の訪米では、サミットのほかにもいくつかの首脳会談を行いました。

 ワーキング・ディナーでは、隣の席のオバマ大統領に、日米同盟を持続的に発展させるためにも、普天間の移設問題については、岡田外務大臣とルース駐日米大使との間で交渉を行っているところであり、オバマ大統領の協力も是非得たい旨お伝えしました。

 中国の胡錦濤国家主席とは、東シナ海を「友愛の海」とするためにも、資源開発問題について交渉を早期に開始するよう求めるなどしました。

 また、ロシアのメドヴェージェフ大統領とは、日本としてはロシア経済の近代化に協力していきたいが、「車の両輪」のもう片方である北方領土問題は政治問題であるので、今年中に首脳会談を数多く行って、本格的に議論していきたい旨伝え、メドヴェージェフ大統領の同意を得ました。