虞美人 観客100万人達成


宝塚歌劇支局100403より

 真飛聖(まとぶ・せい)さんを中心とした花組公演、ミュージカル「虞美人ー新たなる伝説ー」(木村信司氏脚本、演出)が3月29日、1951年の初演以来通算371回目で100万人動員を達成、宝塚大劇場で記念セレモニーが行われた。

 セレモニーは舞台終了後、カーテンコールに「ご観劇ありがとうございます 虞美人 ご観劇者数100万人記念」と書かれた看板が舞台中央に掲げられ、真飛さんが「ありがとうございました」と挨拶すると割れんばかりの拍手に包まれた。

  


 終演後、真飛さん桜乃彩音(さくらの・あやね)さんが囲み取材に応じ、真飛さんが「100万人ってどれくらいのことかよくわかなかったのですが、改めてすごいことだなあと実感しています。初演の春日野(八千代)先生はじめ多くの大先輩のお力があってこその記録。節目を担当させていただけることはうれしいですし、おめでとうと声をかけていただくたびに幸せを感じています」と喜びを語り、桜乃さんも本当に本当にすごいこと。私はこの公演が最後となりましたが、命をかけて愛を貫くことの美しさを最後まで精一杯演じたい」と完全燃焼を誓っていた。