鳳 真由(おおとり まゆ)さんは宝塚歌劇団花組男役


 いろいろと縁(鳳蘭さんと)があって 私の大好きな花組の鳳 真由(おおとり・まゆ)さんを応援します(星組も好きなんですが)。

   「萬楽」で夕食 → http://d.hatena.ne.jp/makyabery/20070902/1211354542
 

 それで鳳真由さんを過去記事から探してきました。

2009年1月05日 プレシャス宝塚より

名前に恥じないように/鳳真由さん 

 花組の若手男役、鳳真由さんが1月20日に行われる「太王四神記」新人公演で準トップ、大空祐飛さん演じるヨン・ホゲに抜てきされた。ヨン様こと韓国人俳優のペ・ヨンジュン主演の連続ドラマとして、日本でも人気の高かった同作を世界で初めてタカラヅカがミュージカル化。注目の作品で、初の大役を得た鳳さんも「こんないいチャンスをいただいてムダになんてできない。最高の新年幕開けにしたい」と熱演を誓った。


 鳳真由さん(右)と月野姫花さん(左=大ファンです) 


 あこがれの大劇場で準主役を演じるチャンスが巡ってきた。大劇場でソロナンバーを披露するのも初めてなら、もちろん長ゼリフも初めて。「あの大きい空間に自分がたえられるのかな? 銀橋とか…、ちゃんと想像しとかなきゃダメですよね」。初の大役を前にコメントも初々しい。


 昨年11月下旬、今回の配役を聞かされたときは動揺してしまった。「ホントに失格なんですけど、その日のお稽古が全然ダメで上の空だったんです。下級生には“何か悲しい事でもあったんですか?”って突っ込まれたり(笑)」。

 
 これまで、新公でもここまで大きな役を演じたことはない。「最初は正直“何で私が?”って思いました。誰にでも『初めて』っていう瞬間はやってくるものだけど、今回『初めて』っていうのはこういう気持ちなんだなって実感しました」と振り返った。

 
 注目の舞台でもある。ヨン様ことペ・ヨンジュン主演の歴史ファンタジーで、ヨン様が演じたタムドクが、苦難を乗り越え真の王へと成長していく姿を描く。鳳さんは、タムドクと同じ日に生まれながらやがて敵対していく従兄弟のホゲの役だ。

 現在は本公演で戦闘シーンが多いため筋肉痛と闘いながら、新公の稽古に没頭する日々。典型的な敵役だが「自分に正直で純粋だからこそ“悪役”にならざるを得なかったんだと思うんですね。単なる敵役ではなく、そういう心の内まで表現できたら」と演技プランを明かした。


 鳳さんは物心ついた時からタカラヅカが大好きだった。「多分、お腹にいた時から見ていたんだと思います」。胎教がタカラヅカだった、と言っても大げさではないぐらいの境遇。祖母が鳳蘭さんの大ファンで旧知の間柄でもあったことから、芸名に「鳳」の1文字をもらった。

 「本当に恐れ多くて…。でも“付けたらいいやん”ってあっさり言っていただいたんです。この名前に恥じないように頑張らないと」。鳳さんは最後に表情を引き締め、自分に言い聞かすように熱演を誓った。