外伝 ベルサイユのばら−アラン編−

☆ 2008年9月20日(土)〜10月17日(金) 花組全国ツアー公演 

 

 「ベルサイユのばら」の原作者・池田理代子氏が、宝塚歌劇の為に特別に書き下ろしたストーリーをもとに、従来とは視点を変えた『ベルサイユのばら』の世界を描いた作品。ジェローデル、アラン、ベルナールと、それぞれに焦点を当て描かれる「外伝3部作」のアラン編。

衛兵隊士アランと、命を絶った後も兄アランの心を理解し優しく包み込むディアンヌ。2人の魂の会話を中心に、様々な愛の形を描く。'08年花組・全国ツアー。脚本・演出は植田紳爾氏。主演は真飛聖(まとぶ・せい)さん、桜乃彩音(さくらの・あやね)さん。


  バスティーユの戦闘からおよそ10年の歳月が経ち、昔の面影を失ってしまったベルサイユ宮殿の練兵場の広場。「片腕の将軍」と畏れられているアラン(真飛さん)は、自らの最期を悟り、懐古の念に駆られるようにこの地を訪れた。そんな彼に、亡くなったディアンヌ(桜乃さん)が語りかける。命が尽きた後もディアンヌの魂は常に愛する兄の傍らにあった。

  アランはディアンヌと共に、かつてベルサイユ宮殿で衛兵隊士として過ごした青春の日々、女性でありながら近衛隊から衛兵隊へと転属してきた新任の上官オスカル(愛音羽麗さん)、オスカルの従卒として一緒に衛兵隊に来たアンドレ(壮一帆さん)達とのことを振り返る…。


アラン・ド・ソワソン(フランス衛兵隊士)=真飛聖さん 1995年入団第81期生。
ディアンヌ(アランの妹)=桜乃彩音 2002年入団第88期生。

アンドレ・グランディエ(オスカルの幼馴染)=壮一帆(そう・かずほ)さん
オスカル・フランソワーズ・ド・ジャルジェ(衛兵隊隊長。男装の麗人)=愛音羽麗(あいね・はれい)さん。
ブイエ将軍(オスカルの上官)/デスマズ(ナポレオンの腹心)=星原美沙緒(ほしはら・みさお 1972年入団第58期生 専科)さん。
ダグー大佐(衛兵隊分隊長)/ナポレオン(新政府の第一執政官)=夏美よう(なつみ・よう 花組組長)さん。

ジェローデル(フランス貴族)=未涼亜希(みすず・あき)さん。
カトリーヌ=絵莉千晶(えり・ちあき)さん。
ジョアンナ=桜一花(さくら・いちか)さん。
シモーヌ=花野じゅりあ(はなの・じゅりあ)さん。
ジルベルト=愛純もえり( あいずみ・もえり)さん。