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公演名: 宝塚歌劇星組 宝塚大劇場公演太王四神記 Ver.II』−新たなる王の旅立ち−
公演日時: 2009年7月25日(土) 11:00開演
会場名: 宝塚大劇場(兵庫県)
席種・枚数: SS席 11,000円 2枚

 090726 太王四神記 Ver.II 観てきました。へ続く。

☆2009年6月26日(金)〜7月27日(月) 星組 宝塚大劇場公演 幻想歌舞劇『太王四神記 Ver.II』−新たなる王の旅立ち−〜韓国ドラマ「太王四神記」より〜 脚本・演出/小池修一郎氏。解説: 2009年1月、花組により上演した『太王四神記』−チュシンの星のもとに−は、ペ・ヨンジュン主演で話題の韓国歴史ファンタジードラマを宝塚歌劇ならではの脚本・演出によりミュージカル化し、大好評を得ました。紀元前から7世紀まで朝鮮半島に実在した「高句麗」を舞台に、主人公タムドクが真の王へと成長していく姿、数千年の時を越えて繰り返される運命と切ない愛を描いた作品の世界はそのままに、今回は柚希礼音(ゆずき・れおん)さんを中心とした新生星組に合わせたニュー・バージョンでお送りします。

   


プレミアムシート2009.6.13 より引用。

 星組トップスター 柚希礼音(ゆずき・れおん)さん


 宝塚歌劇創立95周年の年に誕生したスター性豊かな大型トップスター。韓国ドラマをミュージカル化した1本立て大作「太王四神記II−新たなる王の旅立ち−」(小池修一郎氏脚本・演出)で堂々スタートを切る。

 「いきなりの大作ですが…がんばります」。ボソッとした口調だが、笑顔が輝いている。稽古(けいこ)の集合日、初めてトップを実感した。「椅子(いす)の真ん中に座ったとき。緊張しました。でも、お稽古が始まると普段と変わりませんね

 《運命の星の下に同時に生を受けた2人の王子、タムドク(柚希さん)とヨン・ホゲ(凰稀かなめ(おうき・かなめ)さん)。高句麗の真の王となるのは誰か。野望渦巻く中、タムドクは炎の巫女(みこ)キハ(夢咲ねね(ゆめさき・ねね 星組娘役トップスター)さん)と心を通わせてゆく…》

 ペ・ヨンジュン主演の韓国ドラマを宝塚が世界で初めて舞台化。今年1月に花組で上演した歴史ファンタジーを、ニュー・バージョンで描く。 「テレビドラマは、最初義務感で見たんですが、しだいにタムドクの心情が伝わってきて、魅せられました。ヨン様は芝居がすごくうまい。人間的に深みがあるタムドクの心情を、私も細かな表現で伝えたい」。舞台は槍での戦闘シーンなどアクションの見せ場も多いが、タムドクの内面を見てほしいと強調した

 9歳からクラシックバレエを習い、ニューヨークにダンス留学することも考えたが、両親の勧めもあって高校2年のときに宝塚音楽学校を受験。一発合格した。入団後もダイナミックなダンスが際立ち、常に注目を浴びる存在。スター登竜門の新人公演の主役も、「王家に捧ぐ歌」(2003年)を皮切りに連続5公演つとめている。

 宝塚バウホール公演の主演も何度か経験して順調にステップアップ。昨年のブロードウェー・ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」の敵役ショーヴランでは演技、歌唱力ともに飛躍的な成長をみせた。

 「お稽古から叱(しか)られっぱなしでさんざんだったんですけど、公演が終わるぐらいになると手応えを感じました。人は実力よりかけ離れたものを与えてもらったら、ものすごくがんばれるんですね」。入団11年目のトップ就任は、近年ではまれなスピード出世である。
 星組一筋。前トップスターの安蘭けい(あらん・けい)さんからは繊細さと男役の楽しさ、その前のトップスターの[[湖月わたる(こづき・わたる)さん]]からは大きさと明るさなどを、それぞれ学んだという。

 新生星組のトップとしての抱負は?

 「今は自分のことで精いっぱい。これまで通り、みんなが伸び伸び取り組めればいいなと思います、大事なのは日々、自分が進歩していくこと
 大階段を最後に大きな羽根を背負って降りたとき、本当のトップスターの重みをズシリと実感するのだろう。

(文・平松澄子氏、写真・塚本健一氏)

 ☆2009.07.14太王四神記 Ver.II 新人公演評