東京フレンドパークIIに星組の柚希礼音(ゆずき・れおん)さん、夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さん、鳳稀かなめ(おうき・かなめ)さんが出演します。


 2009年6月18日(木)19時55分〜関西は毎日放送 全国TBS系列(日時は各地域で調べてください)「関口宏東京フレンドパークII」。最近この放送局での宝塚生徒出演が続いています。 
 ☆2008年12月11日 「うたばん」: AQUA5  ☆2009年2月23日 「関口宏東京フレンドパークII」: AQUA5  ☆2009年3月6日 「ドリーム・プレス社」: AQUA5  ☆2009年5月5日(火)19:55〜21:48。『バラエティーニュース キミハ・ブレイク』 星組雪組 →「スナフキン・レポート♪」さん。


2009年4月28日 読売新聞より。

 TBSのバラエティー番組で最近よく宝塚歌劇団が取り上げられているのにお気づきだろうか? 5月5日午後7時55分から放送の「キミハ・ブレイク」でも特集される。宝塚とTBSの蜜月の背景を探った。(小間井藍子氏)


 キーパーソンは、TBSの渡辺信也ディレクター。大学院の修士論文で、東京宝塚劇場の建築的意義をテーマにしたほどの宝塚ファンだ。2006年4月に担当番組「学校へ行こう!MAX」で、宝塚音楽学校の受験事情を特集したのがきっかけとなった。劇団そのものを取り上げた番組ではなかったが、これが好評で、翌年も放送された。


 その後、「明石家さんちゃんねる」の担当となり、今度は宝塚の素顔に迫るという企画を立てた。宝塚は、イメージ戦略から、バラエティー番組の取材をほとんど受けてこなかったため、劇団内部にカメラが入ること自体が異例。交渉の末、「本名や年齢、プライバシーには触れない」などを条件に了承された。昨年8月に放送された番組は、12.5%と番組史上2位の視聴率となった。(2008年8月27日 「明石家さんちゃんねる」: 雪組


 今回の「キミハ・ブレイク」も渡辺ディレクターが手がける。星組のトップ交代を題材に、4月26日に退団した星組トップスターの安蘭(あらん)けいさんのサヨナラ公演、すでに退団した同期生(1991年入団第77期生)30人からビデオメッセージを集め、安蘭さんに見てもらうシーンや、後任の星組トップスターの柚希礼音(ゆずき・れおん)さんと誰もいない劇場で語り合う場面などが見どころだ。



左=柚希礼音さん 右=安蘭けいさん
   



 渡辺ディレクターは取材を進める中で、今どき考えられないほどのきまじめさや濃密な人間関係をうらやましく感じた。宝塚ならではの絆(きずな)や熱さを伝えたい」と語る。


 タカラジェンヌのバラエティー番組出演には、賛否両論あるのも事実。柚希さんは「敷居が高いイメージが変わるならいい」と話す。

 安蘭さんは、「番組を見て興味を持ち、劇場に足を運んでくれるならいいこと。また今回のビデオメッセージには本当に感激した。これまで苦手だったが、テレビだから出来ることもあるとわかった」と評価する。ただ、その一方で、「ベールに覆われた部分があってこその宝塚。正直言って、バラエティーは違うかなと思う部分もある」とも語る。


 ファンの間でも意見は分かれる。例えば、一昨年の世界陸上大阪大会の開会式で歌うために雪組の5人で結成されたAQUA5(アクア・ファイブ)のケース。同大会をTBSが中継した縁で、同局への出演が多いのだが、今年2月に「東京フレンドパークII」に出た時は、「素顔が垣間見られてうれしい」という意見の一方で、「ゲームで壁に張り付く姿なんて見たくない」など批判の声も。
 
 宝塚歌劇団関係者の一人は、「ファン層拡大のため、TBSに限らず、テレビ出演は今後も積極的に行いたい。ただ、イメージ保持との両立には苦慮している」とジレンマはあるようだ。

毎日放送 2009年6月14日(日)23時〜「情熱大陸 宝塚歌劇団 月組 瀬奈じゅん(せな・じゅん)さん
 女性が演じる男役が「トップスター」として頂点に立つ独自のスターシステムを確立、世界でも類をみない劇団「宝塚歌劇団」。瀬奈じゅんさんは2005年に月組・トップスター就任を果たし、現在「トップオブトップ」と称されている。ダンスに歌、その確かな力量。美しいだけではない、強い男のイメージを演じてみせる瀬奈さん。その瀬奈さんが2009年5月、宝塚歌劇団の代表作「エリザベート」の主役に挑んだ。歴代のトップスターが演じてきた役を瀬奈流にどう演じることができるのか、注目が集まる。番組では、2009年3月、「エリザベート」の舞台となっているオーストリア・ウィーンを旅する瀬奈を取材した。完全にプライベートな旅にテレビカメラが同行するのは今回が初めてとなる。それから迎えた舞台初日…瀬奈は何を感じ、何と闘っているのか、カメラはとらえていく。