1216音花(おとはな)ゆりさんの誕生日です。


 音花ゆりさんは2001年入団第87期生。宝塚歌劇団星組の娘役。兵庫県宝塚市出身。愛称はゆり、ころ、ポチ。母は宝塚OGの朱穂芽美(あけほ・めみ)さん(1976年入団第62期生星組娘役)、妹はタレントの相武紗季さん。

音花ゆりさん  

 初舞台は 2001年4月6日(金)〜5月14日(月) 宝塚大劇場宙組公演 住友VISAシアター・宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら 2001』―フェルゼンとマリー・アントワネット編― 〜池田理代子原作『ベルサイユのばら』より〜 脚本・演出/植田紳爾氏。演出/谷正純氏。宝塚歌劇団宙組72名・第87期生43名(専科)城火呂絵さん、星里未子さん、未沙のえるさん、箙かおるさん、彩輝直さん。主演はフェルゼン役(スウェーデンの伯爵)は和央ようかさん(新人公演は月船さららさん)とマリー・アントワネット役(フランス王妃)は花總まりさん(新人公演は美羽あさひさん)。

 1974年初めて上演され、社会現象を引き起こした伝説の舞台「ベルサイユのばら」。フランス革命を背景に、男装の麗人オスカル、ロココの女王マリー・アントワネットスウェーデンの貴族フェルゼン、オスカルの影となって見守る乳兄弟アンドレの4人の波乱に満ちた半生をドラマティックに描く大作。
 2001年は星組宙組によるタカラヅカ初の東西同時上演が実現。宙組公演では、華麗なロココ時代の隆盛と終焉に翻弄されたフェルゼンとマリー・アントワネットの甘く激しい恋物語が繰り広げられる。なお、本公演は第87期初舞台生のお披露目公演となる。

第2部第11場フィナーレA(ロケット)MUSIC:ラ・マルセイエーズ、ほか 音楽/寺田瀧雄氏。吉田優子氏。河崎恒夫氏。鞍富真一氏。 振付/喜多弘氏。尚すみれ氏。
ロケット 第87期初舞台生

 瑠音舞佳(るね・まいか)さん、沙央くらまさん、華城季帆さん、鶴美舞夕さん、美夢ひまりさん、音花ゆりさん、紫水梗華さん、和音美桜さん、八雲美佳さん、晴華みどりさん、綾月せりさん、彩橋みゆさん、萌花ゆりあさん、白帆凜さん、咲花杏さん、南帆サリさん、星紀はんなさん、初姫さあやさん、早霧せいなさん、夢乃聖夏さん、日向燦さん、舞羽恵さん、花緒このみさん、紫陽レネさん、美牧冴京さん、華乃星矢さん、鞠輝とわさん、白鳥かすがさん、龍真咲さん、華凜もゆるさん、榎登也さん、朋夏朱里さん、真灯かなたさん、麻月れんかさん、衣咲真音さん、彩みづ希さん、純花まりいさん、千尋悠さん、草風ななさん、姿央みやびさん、岬麗さん、音海ゆうまさん。

主な舞台

2003年 バウホール星組公演 七之助(少年)/桜 音花ゆり

2004年「1914/愛」新人公演/大公夫人役(本役:朝峰ひかりさん)
2004年「花舞う長安」新人公演/秦国夫人役(本役:仙堂花歩さん)  併演の   花市場の少女役


2005年「龍星」(梅田芸術劇場日本青年館)狄妃役。


2006年ベルサイユのばら」本公演/女官長役。 新人公演/カトリーヌ役(本役:百花沙里さん)。
2006年「Young Bloods!!」(バウ)ミス・コローネ役。
2006年「愛するには短すぎる」新人公演/ドリー・マコーミック役(本役:陽月華さん)。
エトワールhttp://d.hatena.ne.jp/makyabery/20061112

2007年「シークレット・ハンター」新人公演/アナ・マリア役(本役:南海まりさん)。
2007年「Kean」(日生劇場)キャロライン役。


2008年
「ANNA KARENINA」(バウ)ベッツィ・トヴェルスコイ公爵夫人役。

☆2008年6月20日(金)〜8月4日(月) 星組宝塚大劇場公演・8月22日(金)〜10月5日(日) 星組東京宝塚劇場公演 三井住友VISAミュージカル 『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』潤色・演出:小池修一郎氏。 ジュリー役。 パーシー・ブレイクニー 安蘭 けい マルグリット・サン・ジュスト 遠野 あすか ショーヴラン 柚希 礼音 解 説]
 イギリスの作家バロネス・オルツィの小説「スカーレット・ピンパーネル」をミュージカル化したもので、脚本・作詞をナン・ナイトン、音楽をフランク・ワイルドホーンが担当し、1997年にブロードウェイで初演。1998年には、トニー賞のミュージカル作品賞、ミュージカル脚本賞、ミュージカル男優賞にノミネートされました。今日においても、全米やヨーロッパ各国において上演されている人気作品です。「スカーレット・ピンパーネル(紅はこべ)」は、フランス革命の最中、革命政府に捕らえられた貴族達を救い出す、イギリスの秘密結社。その首領パーシー・ブレイクニーと、革命政府全権大使として組織の壊滅に乗り出したショーヴランとのかけひきを、パーシーの妻マルグリットを交えた三人の愛憎を絡ませながら描き出した作品です。ワイルドホーンとの共作『NEVER SAY GOODBYE』(2006年・宙組公演)で文部科学大臣賞を受賞した小池修一郎が、今回はワイルドホーンの大ヒット作の宝塚バージョンを手掛けます。


☆2008年11月1日(土)〜11月6日(木) 星組日本青年館大ホール公演・11月14日(金)〜11月25日(火) 星組宝塚バウホール公演ブエノスアイレスの風』−光と影の狭間を吹き抜けてゆく…− 作・演出/正塚晴彦氏。 フローラ役。  解説: 1900年代中葉のアルゼンチンを舞台に、反政府ゲリラのリーダーで政治犯として獄中にいた男が、釈放となり新たな生き方を見出そうとする姿を通して、人と人との心の通い合い、人生の意味を問いかけた作品。1998年に紫吹淳さん主演によりシアター・ドラマシティで上演され、好評を博した。主演は柚希礼音(ゆずき・れおん 1999年入団)さん=ニコラス・デ・ロサス役。


 写真=母親の朱穂芽美さん