春野寿美礼さんの出演作品

1991年 第77期生初舞台宝塚大劇場月組公演『ベルサイユのばら』−オスカル編−。
6.28〜8.6宝塚大劇場花組公演『ヴェネチアの紋章』/『ジャンクション24』は出会いと別れ、再会が生まれる「駅」をテーマにしたショー。大浦みずきさんの退団作品。作・演出は草野旦氏。大浦みずきさん、ひびき美都さん、安寿ミラさん。プロローグは朝の駅。大浦さん、ひびきさん、安寿さん、真矢みきさんらが華やかに歌い、踊る。続いて、ストリートミュージシャンのジャズの夢。ジャズフェアリーに華陽子さん。昼下がりのプラットホームで恋人たち(安寿さん、詩乃優花さん)と掃除夫(大浦さん、磯野千尋さん)が踊り、ジャンクションの大騒動に。貴婦人、実は泥棒と仲間がアタッシュケースを持って現れ、お金持ち、老人、ギャングなどさまざま人がそのケースを奪い合う。続いて一人の青年・大浦さんが、昔を回想する。大浦さん、安さん寿に、紫吹淳さん、匠ひびさんき、森奈みはるさんが加わったシャープなダンスシーンが展開した後、終列車が去り、青年・大浦さんが飛び出して踊り、フィナーレに。 


1992年 『白扇花集』/『スパルタカス
バウ花組公演『けれど夢の中でめざめたときに』 
『心の旅路』/『ファンシー・タッチ』
『フラワー・ドラム・ソング』<バウホール


1993年 『メランコリック・ジゴロ』/『ラ・ノーバ!』
『ル・グラン・モーヌ』<バウ>
『ベイ・シティ・ブルース』/『イッツ・ア・ラブストーリー』
『ワン・タッチ・オブ・ヴィーナス』<バウホール><天王洲アートスフィア>


1994年 『サラン・愛』趙翼元<バウ>
ブラック・ジャック』宝塚…記者・群衆役(新人公演:空港職員役) 東京…コロス・空港職員(新公:ケイン)/『火の鳥
たけくらべ』<日本青年館
『冬の嵐』(新公:スーリン)/『ハイパーステージ』
紫吹淳さん's『エスプリコンサート・ファンシーブルー』出演


1995年 『哀しみのコルドバ』ゴンザ−ロ役(新公:ビセント)/『メガ・ヴィジョン』
エデンの東』英国調達官役(新人公演:アブラハム役)/『ダンディズム!』
『チャンピオン!』ベニ−ト<バウ><日本青年館


1996年花は花なり』若衆役・鼠役

 『花は花なり』は1996年の新年を祝う作品。日本物の舞踊ショーと芝居で構成されている。1996年・宝塚大劇場花組公演。作・演出は植田紳爾氏。春日野八千代さん(専科)、松本悠里さん(専科)、真矢みきさん、純名里沙さん、愛華みれさん。元禄の若衆S(真矢さん)、娘S(純名さん)、若衆A(海峡ひろきさん、愛華さんほか)らによる総踊りから、王(春日野さん)、鶴(松本さん)、亀(真矢さん)による祝舞「鶴亀」。子三郎(真矢さん)ら十二支役者の新年の口上。子之介(春日野さん)と傾城二十日(松本さん)の「鼠の道行き」。鼠の大将(愛華さん)がドラ猫退治に繰り出す「鼠の仇討ち」。「花は花なり」は、戦乱で荒廃した伝説の薄墨桜を咲かせようとする花若(真矢さん)とその妻かすみ(純名さん)が、通りがかりの殿様とその家来の思い違いで引き裂かれ、60年後、花を咲かせた薄墨桜のお陰で再会するまでを描く。最後は「花に生命あり」、花の命の貴さを讃える荘厳な桜の精(春日野さん)の舞いから、花びら舞いしきる中「サクラサクラ」の曲に乗せ、全員が華麗に舞う。

 併演の『ハイペリオン』はギリシャ神話の神“ハイペリオン”(高き者たちの意)から名を取った、美しくもダイナミックなショー。主題歌は人気グループ、米米CLUBのオリジナル。1996年・宝塚大劇場花組公演。作・演出は中村暁氏。真矢みきさん、純名里沙さん、愛華みれさん。プロローグは太陽神ハイペリオン(真矢さん)が降誕し、民達の中、未来への祈りを歌う。「ピグマリオン」美術館でレオナルド(紫吹淳さん)がヴィーナス像(朝海ひかるさん)に接吻すると、彫像たちが動き出す。魔法の笛によって古代の廃墟に来た青年(愛華さん)が捕らわれの姫(渚あきさん)を救おうとする「古代の夢」。海賊(真矢さん)が、奪ってきた財宝を広げると、宝石(純名さん)たちが現れて総踊りとなる中詰め「ザ・パイレーツ」。復活したドラキュラ(真矢さん)が血を求めて現代のクラブへ乗り込む「ドラキュラの恋」に続いてフィナーレヘ。(春野寿美礼さんは新人公演でエリック役、タンゴの女役、ヤングブルーの男役)

『ハリケーン』リカルド役<バウホール> ジョージ<日本青年館><愛知厚生年金会館

☆1996年6月21日〜8月5日・宝塚大劇場花組公演 1996年11月2日〜28日・東京宝塚劇場花組公演 住友VISAミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』HOW TO SUCCEED IN BUSINESS WITHOUT REALLY TRYING―努力しないで出世する方法― 原作 シェパード・ミッドの小説による 脚本 エイブ・バローズ、ジャック・ウェインストック、ウィリー・ギルバート  作詞・作曲 フランク・レッサー 振付 ウェイン・シレント  脚色・演出 酒井澄夫氏。 翻訳 酒井洋子氏。ジョンソン役。 1996年7月16日(火)午後6時開演宝塚大劇場花組新人公演「ハウ・トゥー・サクシード」演出:加藤誠氏。1996年11月12日(火)午後6時開演東宝宝塚劇場花組新人公演「ハウ・トゥー・サクシード」演出:加藤誠氏。春野寿美礼さんは第2幕のジェイ・ピエルポント・フィンチ役(本役は真矢みきさん、新人公演第1幕は霧矢大夢さん)

『香港夜想曲』レオン役<バウ>


1997年 1997年2月14日〜3月24日 花組宝塚大劇場公演・花組東京宝塚劇場公演<1997年6月4日〜30日>

ミュージカル

失われた楽園
−ハリウッド・バビロン−

作・演出 小池修一郎ピーター・ハントシナリオライター)3月4日(火)午後6時開演「失われた楽園」(大劇場)演出:荻田浩一  出演者
        …6月10日(火)午後6時開演「失われた楽園」(東宝)演出:荻田浩一 アーサー・コクラン(プロデューサー) 真矢 みき 春野寿美礼


『失われた楽園』ピーター(新人公演:アーサー)/『サザンクロス・レビュー』
風と共に去りぬ』ルネ<全国ツアー>
『アデュー東京宝塚劇場』出演
『ザッツ・レビュー』松本(新人公演:春風泰平役)
愛華みれさん's『ディナーショー・PURE LOVE』出演
『ブルー・スワン』ベルナルド<バウホール><日本青年館><愛知県芸術劇場


1998年 『ヴェロニック』コクナ−ル<バウ><日本青年館
『SPEAK EASY』ブラッドレー/『スナイパー』
『宝塚パリ祭』出演
『春ふたたび』三郎次役/『サザンクロス・レビュー』<全国ツアー>


1999年 『夜明けの序曲』津坂幸一郎・岡本綺堂・エトワール
冬物語』中村富五郎・十六夜<バウ> ★バウホール初主演作
『Endless Love』チャールズ<愛知厚生年金会館><日本青年館
『タンゴ・アルゼンチーノ』マイク/『ザ・レビュー’99』タンゴの男・愛の鳥


2000年冬物語』再演 ★主演作初東上
あさきゆめみし』刻の霊/『ザ・ビューティーズ!』
『SUMIRE 2000〜メタモルフォーゼス〜』 ★初ディナーショー
『宝塚舞踊会』出演
ルートヴィヒ2世』ホルニヒ/『ASIAN SUNRISE』


2001年あさきゆめみし』刻の霊/『ザ・ビューティーズ!』<全国ツアー>
ミケランジェロラファエロ/『VIVA!』アルティスト
カナリア』ラブロー、ジュール<シアタードラマシティ><ル・テアトル銀座


2002年 2002年3月1日〜4月8日花組宝塚大劇場公演 2002年5月11日〜6月23日花組東京宝塚劇場公演 『琥珀色の雨にぬれて』宝塚…ルイ 東京…クロード(代役)/『Cocktail』

脊髄炎で入院療養中の花組のトップスター、匠ひびきに代わって次期トップ、春野寿美礼さんが代演する「琥珀色の雨にぬれて」「カクテル」東京公演が、東京宝塚劇場で開幕した。

☆2002年8月3日〜25日花組博多座公演 万葉ロマン『あかねさす紫の花中大兄皇子/レビュー・アラモード『Cocktail』−カクテル−

 宝塚花組の新トップスター、春野寿美礼さんのトップ披露公演「あかねさす紫の花」(柴田侑宏氏作、尾上菊之丞氏演出)「Cocktail」(藤井大介作氏、演出)が炎暑の福岡・博多座でスタート。匠ひびきさん退団のあとを受けて新トップスターに昇格した春野さんのトップスター披露となった「あかねさす紫の花」は、大和朝廷を舞台に、春野さん扮する中大兄皇子瀬奈じゅんさん扮する大海人皇子大鳥れいさん扮する額田女王をめぐってドラマティックな恋模様を展開する万葉ロマン。かつて榛名由梨さんの中大兄、安奈淳さんの大海人皇子のコンビで初演された作品で、その後もさまざまな形で再演されているが、中大兄をメーンにした初演バージョンでの再演。

 ★花組トップスター
エリザベート』トート役。
ディナーショー『S【es】』


2003年 『不滅の棘』エロール・マックスウェル、エリイ・マック・グレゴル、エリイ・マクロプロス<シアタードラマシティ><赤坂ACTシアター
『野風の笛』花井主水正義雄/『レヴュー誕生』
琥珀色の雨にぬれて』クロード・ドゥ・ベルナール公爵/『Cocktail』<全国ツアー>


2004年 『天使の季節』ギスターブ、ペスカトーレ国王/『アプローズ・タカラヅカ!』
『ジャワの踊り子』アディナン<全国ツアー>
『La Esperanza』カルロス/『TAKARAZUKA舞夢』
『天の鼓』井頭虹人<シアタードラマシティ><日本青年館


2005年マラケシュ・紅の墓標』リュドヴィーク/『エンター・ザ・レビュー』
春野寿美礼イン・コンサート『I got music』<梅田芸術劇場><昭和女子大学 人見記念講堂
『落陽のパレルモ』ヴィットリオ・ロッシ/『ASIAN WINDS! ーアジアの風ー』


2006年 『Appartement Cinema』ウルフ<梅田芸術劇場><日本青年館><愛知厚生年金会館
『ファントム』ファントム
うたかたの恋』ルドルフ/『エンター・ザ・レビュー』<全国ツアー>


2007年 2007年2月9日〜3月19日・宝塚大劇場花組公演 2007年4月6日〜5月13日・東京宝塚劇場花組公演 グランド・ロマンス『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴-』〜江戸川乱歩作「黒蜥蜴」より〜 脚本・演出/木村信司氏。 明智小五郎役。黒蜥蜴役(緑川夫人)は桜乃彩音さん。  /ショー『TUXEDO JAZZ』作・演出/荻田浩一氏。


2007年5月31日(木)〜6月1日(金)(大阪)ホテル阪急インターナショナル 4階「紫苑の間」で行われたショー 『etude』−エチュード− 構成・演出/酒井澄夫氏。出演者(花組春野寿美礼さん、高翔みず希さん、眉月凰さん、絵莉千晶さん、花野じゅりあさん。ニューヨークを舞台とした、すれ違いの恋を描いたミニ・ミュージカルにフィナーレナンバーつきの一味違ったショー。2007年6月3日(日)〜6月4日(月)(東京)パレスホテル ローズルーム。料金27,000円。

ディナーショー『etude』(観劇報告)

源氏物語 あさきゆめみし II』光源氏梅田芸術劇場

2007年9月21日〜10月29日・宝塚大劇場花組公演 2007年11月16日〜12月24日・東京宝塚劇場花組公演 ミュージカル・ピカレスク『アデュー・マルセイユ
マルセイユへ愛を込めて−』作・演出/小池修一郎氏。ジェラール役。/『ラブ・シンフォニー』


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