さて今年はどうなる「2008 FIA F1世界選手権 フジテレビジョン 日本グランプリ」

過去を忘れては未来はありえない。「失敗」を研究してこそ成功への道が切り開ける。

 昨年の9月、富士スピードウェイでは、30年振りにモータースポーツの最高峰であるF1を開催させていただきましたが、全国より多数のお客様にご来場いただきましたことを、改めて厚くお礼申し上げます。
 しかしながら、弊社の運営上の不手際から、お客様には、雨の降る寒い中、長時間にわたりバスへの乗車をお待ちいただく事態を発生させてしまい、またホスピタリティの面におきましても至らぬ点が多く、お客様には大変ご迷惑をおかけする結果となりましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
 大会後、お客様より多数のご意見やご提案も頂戴いたしました。私どもにとりましては大変有難いご提案であり、重ねて感謝申し上げる次第でございます。
 大会以降、私どもは、発生した問題の実態把握とその原因究明を進めてまいりました。と同時にお客様の信頼を回復し、お客様に心からF1日本グランプリを楽しんでいただくためにお客様のご意見を真摯に受け止め、改善策を慎重に検討してまいりました。
 今年のF1日本GPにつきまして、お客様の安全を第一としたうえで、ファンの皆様が楽んでいただける大会とするため、「安心で確実な交通アクセス」と「楽しく快適な観戦環境」の2点を基本方針に、地元の皆様とも連携を図りながら取り組むことといたしました。

 昨年、最も大きな問題となりました復路でのバスへのご乗車につきまして、ご利用のお客様がいつでもご乗車可能な安心感をご提供でき、バスの中で着席しながら発車をお待ちいただけるよう、昨年の「シャトル方式」からバスを会場内もしくは近隣に待機させておく「留置き方式」に原則変更いたします。(近距離路線は除きます)
 バス乗降場や歩道、あるいは仮設トイレや大型スクリーンといった場内の施設を充実させるほか、案内看板や場内アナウンスといった情報提供の充実やスタッフの増員など、お客様が楽しく観戦いただける環境を、ハード・ソフトの両面より見直すことといたしました。
 また、決勝日の入場者数を昨年の14万人から11万人に絞ることで、お客様へのホスピタリティを向上させたいと考えております。

 F1日本グランプリは会場にご来場いただくお客様はもとより、テレビなどを通じて全世界のF1ファンの皆様が観戦するイベントでございます。
 日本グランプリの主催者として、昨年の反省を心に刻み、今年ご来場いただくお客様に笑顔で帰っていただける大会を目指しますとともに、世界のF1ファンの皆様からも「素晴らしいレースであった」と評価いただける大会とするよう、残された期間、社員一同、全精力を傾けて取り組んでまいる所存でございます。
 
今後とも、何卒、変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。 以上

2008年2月20日 富士スピードウェイ株式会社 取締役社長 加藤裕明

交通アクセスの問題 → http://www.fujispeedway.jp/kaizen/kotu.html
場内環境の問題 →  http://www.fujispeedway.jp/kaizen/kankyo.html

昨年の悲惨な現実をも直視しましよう。
参照=[の] のまのしわざの さん F1 日本グランプリ in 富士スピードウェイ 2日目:地獄絵図

参照=CHAMPION SHIPさん →  F1日本GPの真実
 主催者の「禁止事項でありますのでご理解頂くようご協力下さい。」の言葉が虚しくなります。

 そして決勝を迎えたのですが、私の近くに座っていた親子 お子様が琢磨選手のファンと言う事で お母様に縫って頂いた大きな布に友達数人と集まって作った 琢磨選手への応援メッセージ 指定席最前列の手摺の下 足元からその応援旗をお父様が下げて上げた直後 警備員がやって来て「横断幕は禁止されております。外して下さい」と指導 そのお父様も子供達が一生懸命手作りで作ったものなんです 迷惑にならないよう貼りますから認めて頂けないかとかなりお願いされていましたが 規則だからとその願い叶わず、その父親は息子さんに
「貼ってはいけないルールなんだって、ルールだからしかたないよね」と説得 しばらくレースが始まるのを親子待っていらしたのですが 正面のモニターに映し出されたTOYOTAの巨大フラッグ それを見たその子は「お父さん、大きな旗揚がってるよ、TOYOTAのは良いのかな?」 そう言われた父親は拳を握り締め目を吊り上げてモニターを睨んで 子供さんに謝っていました。 一般観客は駄目なのにTOYOTA応援団は良い そんな理不尽な事が許されて良いのでしょうか? FSWが横断幕や旗を禁止と発表したのであればTOYOTA応援団は その手本となるべきではないのでしょうか?

参照 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
 2007年F1日本グランプリ(2007 Japanese Grand Prix)は、2007年のF1世界選手権第15戦として9月28日から30日に富士スピードウェイで開催された。正式名称は、2007 FIA F1世界選手権フジテレビジョン 日本グランプリレース

2007年日本グランプリ レース詳細  
日程 2007年シーズン第15戦  決勝開催日 9月30日  開催地 富士スピードウェイ  日本 静岡県 駿東郡 小山町  コース長 4.563km  レース距離 67周(305.721km)  決勝日天候 雨(ウェット)
ポールポジション  ドライバー ルイス・ハミルトン  タイム 1'25.368  ファステストラップ  ドライバー ルイス・ハミルトン  タイム 1'28.193
決勝順位  優勝 ルイス・ハミルトン  タイム 2:00'34.579  2位 ヘイッキ・コヴァライネン  3位 キミ・ライコネン