宝塚音楽学校第96期生の入学式

サンケイより引用

 兵庫県宝塚市宝塚音楽学校で4月17日、第96期生の入学式が行われ、約20倍の難関を突破した新入生40人があこがれのタカラジェンヌへの第一歩を踏み出した。

 新入生(予科生)は伝統のグレーの制服に赤い蝶(ちょう)ネクタイ姿。男役は髪をリーゼントカットに、娘役は三つ編みにし、やや緊張した面持ちで式に臨んだ。

 式では、祝辞として歌劇団を代表して花組組長の夏美ようさん(1976年入団 第62期生)が、「大切に夢へのはしごをかけてください」と激励。新入生代表の吉田詩織さんが、「清く、正しく、美しくの教えを守り、精進します」と決意を述べた。

 式後、新入生は在校生(本科生)から胸元に竪琴をデザインした校章をつけてもらった。今後2年間、声楽やダンスなど舞台で必要な技能のレッスンに励み、歌劇団での初舞台を目指す。