グランド・ベル・フォリー

TAKARAZUKA SKY STAGE 2月6日 放送
 21世紀に向かって、今一度宝塚レビューを振り返るというレビュー・ルネッサンスの意向のもとに生まれたレビュー大作。作・演出は酒井澄夫氏。1997年1月 月組宝塚大劇場久世星佳さん風花舞さん、真琴つばささん、姿月あさとさん、水夏希さん(79期生)、千紘れいか(現在 大平敦子)さん、夏妃真美さん、成瀬こうきさん、大和悠河さん 星野瞳さん、汐風幸さん、汝鳥伶(月組組長)さん他。日程の前半、各組トップが順に特出したが、放送は高嶺ふぶきさんの出演。主演男役だった久世さんのサヨナラ作品。 スターたちが続々と登場する豪華なプロローグから、久世さんと高嶺さんが恋する思いを歌いながら銀橋を回る。ショパン(久世さん)とジョルジュ・サンド(真琴さん)のドラマティックな愛。スパニッシュの若者(姿月あさとさん 73期生)の歌から、スター達が歌い継ぎ、華麗でデコラティブなラテンの中詰めへ。「思い出の蒼い薔薇」 ジゴロだったピエール(久世さん)とクラブのスター・ギャビー(風花さん)の哀しい恋から、パリをテーマにしたフィナーレへと続く。
 最後にお正月公演らしく組長の汝鳥伶さんのあいさつ、客演の雪組高嶺ふぶき(たかね ふぶき 83年入団 第69期生)さんがあいさつ、高嶺さんの同期生の久世星佳さんがあいさつしました。

デコラティブとは、装飾的なの意味。装飾をあしらって飾り立てるといった意味に使われることが多い。



ウィキペディアを参考にしました。
 久世星佳(くぜ せいか、1965年7月8日- )さん 1981年宝塚音楽学校に入学。1983年に69期生として宝塚歌劇団入団。月組公演『春の踊り〜南蛮花更紗〜/ムーンライト・ロマンス』で初舞台を踏む。芸名の由来は久世光彦と、名前は自分の誕生日が暦で盛夏にあたることによる。愛称ノンちゃん。身長169センチ。
 同期(69期生)には、高嶺ふぶき(元雪組男役トップ)さん、麻路さき(元星組男役トップ)さん、出雲綾(現在月組組長)、神奈美帆(かんな みほ 元雪組娘役トップ)さん、美月亜優(元雪組 現在 美月ノア)さん、海峡ひろきさん、千秋慎(元星組 現在 ちあきしん)さん(ともに現在女優)、若央りさ(わかお 元月組男役スター 1995年退団 現在宝塚歌劇団振付スタッフ)さんらがいる。
 天海祐希(あまみ ゆうき)さんの退団(1995年)を受け月組男役トップに就任。宝塚大劇場でのトップ披露公演に先立ち、中日劇場の『ミー・アンド・マイガール』が実質トップ初仕事となった。相手役になった風花舞さん(1999年退団)とは、素晴らしいコンビぶりを見せた。
 1996年の宝塚大劇場公演、『CAN-CAN』(トップ披露作)、『チェーザレ・ボルジア』(二公演目)はいずれもと久世さんの実力・個性が存分に余す所なく発揮された公演となり評判となった。同年のバウホール公演『銀ちゃんの恋』の倉岡銀四郎(銀ちゃん)役も出色、小夏役・風花さん、ヤス役・汐風幸さん共々好演。1997年4月東京公演『バロンの末裔/グランド・ベル・フォリー』を最後に退団。

 久世星佳さん