木曜時代劇「風の果て」

第1回「分かれ道」(10月18日放送)

 首席家老の桑山又左衛門(佐藤浩市)に家老辞職の噂が流れ、ふと若き日々を思う。婿入り前の名は上村隼太(福士誠治)と言う。仲間は家老の跡取り杉山鹿之助(斎藤工)を除いて、みな貧しい軽輩の次三男で、楢岡家の一人娘千加(松岡璃奈子)の婿になる! と叶わぬ夢をみていた。と、寺田一蔵(三浦アキフミ)に婿入り話が起こる。相手は五才年上の色っぽい美人で、宮坂家の類(涼風真世)である。一蔵は類の四人目の婿だった―。



【原作】藤沢周平
【脚本】竹山洋
【音楽】岩代太郎
【テーマ曲】「天に捧ぐ」 演奏:ケイコ・リー小松亮太宮本笑里
【収録】平成19年5月〜7月緑山スタジオ および 茨城県ほか近郊ロケ
【スタッフ】演出:吉村芳之(NHKエンタープライズ)、大関正隆(同)
制作統括:菅野高至(NHKエンタープライズ
安原裕人(NHKドラマ番組)
共同制作:NHKエンタープライズ