実に「打たれ弱い」亀田一家

 最後まで大毅にはヒールでいてほしかった。お父さんは心底、根性が腐っています。不正指示を出してないと言うなら、処分に抗議すべきで、あきらかにその場しのぎとしか思えません。
 さて、TBSはいつ謝るのでしょうか???

世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ(11日)で反則行為を繰り返し、ボクサーライセンス1年間停止処分を受けた亀田大毅(18)=協栄=と、父史郎トレーナー(42)、金平桂一郎協栄ジム会長(41)が17日、東京都文京区の日本ボクシングコミッションJBC)を訪れ、謝罪した。頭を丸刈りにした亀田大は謝罪後の会見に同席したが、終始下を向いて一言も話さず、約2分でJBC職員に抱えられて退席した。

 

セコンドライセンス無期限停止処分を受けた史郎氏は「いろいろご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と頭を下げ、亀田大の処分内容については「処分が出たものは仕方ないと思っています」と、不服申し立てをしないことを表明。試合の十一回開始前に、反則の急所狙いのローブローを指示したとされる疑いには、「それは指示はしていません」と否定した。

世界ボクシング協会WBAライトフライ級元王者・具志堅用高さんの話 (大毅)本人から一言もないなら、謝罪したことにはならないのではないか。周りが動いてこういう謝罪会見になったのだろうが、問題なのは今後どうするかだ。ボクサーの技術を教える前に、礼儀や感謝の気持ちといった人間としての教育を誰がするか。誰がお父さん(史郎トレーナー)にアドバイスするかだ。ジムOBの1人として「協栄」の看板をこれ以上汚してほしくない。

 ▽スポーツライター玉木正之さんの話 論評に値しない。今回の騒動については何か発言することによって良い方向に変わるとも思えない。ただ一点、金平会長が「負けたからこうして批判を受けた」と言っていたが、それは間違い。何度か取材した父親(前会長の故正紀氏)は「強いから勝つとは限らない。勝った者が強いと呼ばれる」と言っていた。それは確かにそうだが、金平会長は認識を取り違えている。

亀田興毅のコメント 大毅がああいう状態で一言も謝罪できなかったので、兄の自分が代わって謝罪したいと思います。内藤選手、宮田会長には本当に申し訳ありませんでした。そして、ご迷惑をお掛けした関係者の皆様、申し訳ありませんでした。

11日のタイトルマッチで、TBSのテレビ中継の解説者を務めた世界ボクシング協会WBA)スーパーフライ級元王者、鬼塚勝也さん(37)が自身のブログで、自らを「解説者としては失格」と自己批判した。

 ブログの日付は16日。「内藤選手の一方的な差に亀田選手を “えらそう”にも 引き上げようするコメントが 増えていた」「努力を重ね 悔しさをバネに世界チャンピオンになり 18歳の若者にコケにされながらも チャレンジャーの気持ちで リングに立った内藤選手に対して 無礼な解説になっていた」などと偏向解説だったことを説明。「事実を曲げてまで思った事を言う解説は していない ただ自分の思いよがりが コメントを偏らせていったし その時点で解説者としては失格」と断じている。

 TBSはこれまで亀田兄弟の試合を中継。11日の試合では「実況や解説が亀田寄り」との抗議が殺到していた。