重大事故の検証の11(JR福知山線)

 今後も犯人探しではなく事実を積み重ねて(自分なりの)検証を続けていきたい。

◎マスコミ=特にテレビではジャナーリズムと視聴率稼ぎが混在して、その映像処理は主にワイドショーで大部分が使われ、最後にニュース番組が出がらしのお茶のようにそれも最初に使用していた報道時間は次第に短くなり、いかにも「消費物」のように扱われていく様は悲しいものがある。今回の事故の背景は、自分の後ろに600人近い乗客を背負っていることを忘れ、「オーバーラン」と尼崎駅での遅延を理由に多分、会社から「日勤教育」を申し付けられる恐怖に、無線の問い合わせにも出れない、そう最早、前さえも見えないほど頭が真っ白で運転していた運転士がスピードの制限速度超過のままカーブに突入し、そのとき、体験したことのない遠心力に思わず非常ブレーキを押し込んでしまった。他に、再三のオーバーランは車両の整備不良があったかもしれない(事故原因は今後も慎重にかつ公開性を透明にして伝えて欲しい)。加害者は確かに運転士ですが、その個人のミスを誘発させた過酷な人間性を無視した教育と称するイジメとミスを起こすことを前提に乗客の安全を第一にしたシステムが構築されていなかったJR西日本の不備、大事なことはミスをせめるだけでなく、この大きな失敗を今後に活かすことである。「日勤教育」を廃止して、二人乗務による研修運転とかシュミレーションを使った教育指導、過密ダイヤの是正、安全運転管理システムの抜本的見直し、旧国鉄時代の「官僚」「お上」的な社風の改善、素人でも思いつくいろいろな今後の改善・改良へと繋がる報道をマスコミにはしていただきたいと願うばかりです。

様々なブログの意見

□あざらしサラダさん→http://blog.livedoor.jp/azarashi_salad/archives/21171413.html

□ノートリアスな日々さんの

既存マスコミは、何故「チンピラ」を雇用せざるを得ないのか?
JR西日本の記者会見における、既存マスコミの質問は、まるで「チンピラのイチャモン」と変わりなく聞こえる。販売員にチンピラがいるのは周知の事だが、いつの間にか記者もチンピラになったようだ。実存に本質が追いついたのか。何れにせよ、極めて見苦しく、不愉快な映像である。ああいう映像を得意げに放映し、繰り返し騒ぎ立てのは、まるで「水に落ちた犬を棒で叩く」ようで、一体どういう解決策を望むべきなのか、というような展望が一切見えない。彼らも、結局は拡販の為に虚勢を張らねばならないのだろう。

□こころのデザイン帳さん [http://memoire.blogtribe.org/entry-6d865978f98fe6697c96fac2dd7e9ca6.html:title=列車事故報道に思う [見る・読む・聞く]]

□彰の介の証言さん 記者は遺族の代弁者か?

□猫手企画@新聞屋さん=JR脱線事故まずはここから=http://nekote.exblog.jp/2674742

□メディア探求さんの=メディアリンチ撃退法

□Blogって何です?さんの=頑張れ、マスコミ様。