イチロー 今日も 前進
マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が現地9日、敵地で行われたミネソタ・ツインズ戦に1番ライトで先発出場。初回にライト前ヒットを記録すると、同点の7回1死一、二塁の場面で勝ち越しタイムリーを放ち、5打数2安打、1打点、1三振、2得点の成績だった。
3試合連続でマルチヒットを達成したイチローは、これでメジャー通算2,973安打とし、3,000本安打まであと「27」。また、日米通算4,251安打で、ピート・ローズ氏が樹立したメジャー歴代1位の4,256安打まで、非公式ながらもあと「5」に迫っている。
ツインズとの3戦で合計7安打を記録し、打率を.333に伸ばしたイチロー。この日先発したツインズのアービン・サンタナ投手は、42歳のベテランについて「簡単そうに打ってしまうよね」と述べると、「彼は1球をじっと待っているんだ、そして絶対に見逃さない」と舌を巻いていた。
マーリンズは10対3で快勝。2対2で迎えた7回、イチローの適時打を皮切りに、マーティン・プラード三塁手とクリスチャン・イエリッチ外野手のタイムリー二塁打、代打クリス・ジョンソンの3号2ランなどで一挙7点を奪い、勝利を大きく引き寄せた。(STATS-AP)