女子サッカー なでしこジャパン アジア杯で初優勝


 初優勝おめでとうございます。 全体の戦いを通しては 準決勝の中国戦 澤選手の“神技”スライド・ヘディングに感動した。 まさにワールドカップの再現


 サッカー女子のアジアカップは25日、ベトナムで決勝が行われ、日本代表のなでしこジャパンはオーストラリアに1対0で競り勝ち、初優勝を果たしました。


 日本は1次リーグをグループAの1位で通過し、すでに来年カナダで開かれるワールドカップの出場権を獲得しています。


 25日の決勝は、1次リーグの初戦で引き分けた、前回優勝のオーストラリアと対戦しました。
日本は序盤、オーストラリアのパワーに押されて、押し込まれる場面が続きましたが、次第にパスがつながり始め、前半28分に岩清水梓選手の2試合連続のゴールで先制して、前半を1対0で終えました。


 後半はオーストラリアに主導権を握られ、何度もゴール前に迫られましたが、日本は体を張った守備で何とか相手の攻撃をしのぎ、前半の1点を守り切って、オーストラリアに1対0で競り勝ちました。


 日本はアジアカップ初優勝です。
 日本の佐々木則夫監督は、「選手たちがよく頑張ってくれて、ようやくタイトルを取ることができた。これを来年のワールドカップにつなげていきたい」と話しました。

 また、2試合連続で決勝ゴールを決めた岩清水選手は、「本当に欲しいタイトルだった。アジアのトップを取るのは本当に難しい。みんなの力で取ることができて最高です」と笑顔で話していました。