小保方氏、論文発表は『焦り』から

 STAP細胞の論文問題で、理化学研究所小保方晴子(30)は7日までに、不正とされた画像取り違えが起きた当時の状況について「早く論文を発表しないと先を越され、新たな発見がなされるかもしれないという焦りがあった」とする書面を、理研の調査委員会に提出した。

 代理人の三木秀夫弁護士が7日明らかにした。特殊な状況下での取り違えだったことを調査委は把握しておらず、再調査すべきだと求めた。書面は4日付で、これまでの不服申し立ての内容を補充するもの。

2014/05/07 12:33 【共同通信