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読売新聞
浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺(下京区)で12日、春の法要が始まった。法要に合わせて、普段は非公開の国宝の楼閣建築「飛雲閣」の外観や、経典が収められている「経蔵きょうぞう」の内部などが一般公開されている。
法要は、宗祖・親鸞が同宗を開いた立教開宗記念と、6月に門主に就く大谷光淳新門の祖父・勝如しょうにょ上人の13回忌として実施。
飛雲閣は、豊臣秀吉が建てた聚楽第じゅらくだいの一部と伝わり、金閣、銀閣と並ぶ「京都三名閣」の一つとされる。経蔵は1678年の建立で、国内最古級の木活版の経典「大蔵経」を収蔵している八角柱の回転式書架「転輪蔵」(幅約4メートル、高さ約6メートル)を見学できる。
拝観は無料。公開は13日が午前11時〜午後1時30分と午後3〜4時、14日が午前11時〜午後4時。