宝くじが当たれば 絶対に乗る。

 JR九州の豪華寝台列車ななつ星in九州」に乗りたいな。




日本経済新聞社

 昨年10月にデビューしたJR九州の豪華寝台列車ななつ星in九州」。1編成に14部屋しかないゲストルーム全てがスイートルームというコンセプトが話題を呼んだのは記憶に新しい。運行開始時に8カ月先までの予約が完売。想定を上回る運行経費をまかなうため、8月以降の出発分は料金を約2割高い最高70万円に引き上げたが、それでも予約が殺到し人気が続いている。


 日本の鉄道の歴史を振り返っても類をみないほどゴージャスな列車のデザインを手掛けたのがデザイナーの水戸岡鋭治さん(66)だ。著書「電車をデザインする仕事」(日本能率協会マネジメントセンター、税別1500円)では、一般にはピンとこない列車をデザインするという仕事のおもしろさを語り尽くしている。日本の多くの企業がヒットするモノ作りに悩むなか、消費者の心をつかんで離さない水戸岡流のデザイン論について話を聞いた。