まだまだ狙える メダル圏内 鈴木明子選手


 頑張りましょう。 少し調子が悪いけど フリーで逆転だ!


スポーツナビより

鈴木明子(日本)の演技がスタート。
 全日本選手権優勝の28歳。前回バンクーバー五輪は8位。今季限りでの引退を表明している。
プログラム曲は「愛の賛歌」。


 光沢のある赤の衣装で登場。最初の3回転トゥループからの連続ジャンプは、1本目の着氷が乱れて2本目を回避。単発予定だった3回転ルッツに2回転トゥループをつけて連続ジャンプにし、リカバリー。後半のダブルアクセルは跳びきったが、やや緊張感からか硬さも。それでも曲の盛り上がりとともに跳んだアクセルから、ラストのステップ、スピンへは流れよくつなげた。
SP得点は、60.97点(技術点28.71点、演技構成点32.26点)。暫定4位。


■鈴木コメント「最後は気持ち良く終わりたい

「最初の3回転+3回転はこの4年でやってきたことなので、跳びたかったんですけど、午前中から決まらなかったので、ミスがあれど、今日は絶対に自分のスケートを貫くと決めていました。そこはできたので、受け入れられました。

(足の甲に痛みがあるらしいが)ちょっと小指が痛くて、今はだいぶ良くなっているんですけど、あまり練習が積めていなかったので、そういうところが不安がありました。(どっちの足?)両方です。(靴を換えてから?)全日本のときは左だけだったんですけど、靴を換えたとかではなく、圧迫と炎症で……左をかばっていた影響で右にきてしまって、負担がすごくかかっていたんだと思います。

 パーフェクトにやりたい気持ちはあったんですけど、どんなことがあっても切り替えて、何度もそういう試合をしてきたので、それを信じていました。今日は音楽を聴いたまんま滑ろうとしたので、それだけを考えて滑っていました。ミスはありながらも自分のスケートができたので受け入れています。最後は気持ち良く終わりたいです」