ぐんぐん勢いを増す 半沢直樹

 8月4日に放送された堺雅人主演のTBS系連続ドラマ『半沢直樹』の第4話の平均視聴率は27.6%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)を記録した。前回より4.7%の上昇。瞬間最高視聴率は30.0%を記録。

同ドラマは、直木賞作家・池井戸潤氏の小説が原作。メガバンクに勤める融資課長・半沢直樹(堺)が、銀行内外に現れるさまざまな“敵”に立ち向かう物語。第4話は、5億円の融資事故は実は、浅野支店長(石丸幹二)により仕組まれたものだったことが明らかになり、半沢の10倍返しが始まった。


 妻の花(上戸彩)が短期アルバイトで稼いだお金で、よれよれになった夫のカバンをプレゼントするエピソードの後、5億円を騙し取った東田(宇梶剛士)の愛人・未樹(壇蜜)の思いに気づくなど、伏線もわかりやすく描かれた。


 瞬間最高記録の30.0%をマークしたシーンでは、ネイルサロン出店を夢見る未樹に半沢が「本当に店を出したいのなら、夢があるなら、東田に頼るべきではない。堂々と銀行で借りろ。その為に、世の中には銀行というものがあるんだ」と語り、バンカー・半沢直樹の本領が発揮されるシーンから番組終了まで断続的に30.0%を記録した。


 11日放送の第5話では、コレまで以上に窮地に立たされる半沢が、ついに怒涛の10倍返しとなるのか!?