漁夫の利


 時代錯誤の「櫻田門外の変」論争。彦根の観光は『彦根城ひこにゃん』今や全国的な人気であり、誰かの子孫は来るなって言えないはずだ。


読売新聞より

 滋賀県彦根市長選は4月21日投開票され、新人で元県議の大久保貴さん(49)(無所属)が、現職の獅山向洋さん(72)(同)、新人で元参院議員秘書の有村国知さん(38)(同)を破り、初当選した。

 大久保さんは市長選には4回目の挑戦。前回は39票差で獅山さんに敗れ、涙をのんだが、初挑戦した2001年以来12年を経て、念願の「市政のかじ取り」の座をつかんだ。当日有権者数は8万6819人、投票率は過去2番目に低い41・82%(前回44・89%)だった。

 
 大久保さんは、障害者支援施設の運営を手掛けてきた経験をもとに在宅福祉の充実などを主張。それ以外に子育て支援や、市内のすべての幼稚園、小・中学校へのエアコン設置などの政策を掲げ、広く市民の支持を集めた。

 通算で4回目の当選を目指した獅山さんは、財政再建を進めた実績や観光振興に尽力したことを訴えたが、年齢が3人の候補の中で最も高く、市政の刷新を求める市民の声を受け、票を伸ばすことができなかった。

 一方、有村さんは30歳代という若さをアピールしたが、市内での活動実績があまりなく、知名度を浸透させることができなかった。


 市長選では、有村さんが、幕末の桜田門外の変に参加した薩摩浪士を先祖に持つことについて、獅山さんが「彦根にゆかりの深い井伊直弼の暗殺に加わった浪士の子孫は市長にふさわしくない」などと主張。しかし、市民の受け止め方は冷ややかで、大勢には影響を与えなかった。

 ◆彦根市長選開票結果◆

 当 16,903 大久保 貴 49 無新
    9,600 獅山 向洋 72 無現
    9,412 有村 国知 38 無新 


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