90兆円超の国家予算を 70兆円に先ずしましょう。


 2011年度の我が国の予算ですが、収入は94.7兆円です。その内訳は、税収+税外収入が 50.4兆円、公債金収入(国債の発行など)が44.3兆円になります。さて、もちろん支出も同額ですが、21.5兆円が国債費(つまり借金返済金)です。
 
 このことから単純に計算すると、支出の20兆円超は絶対に返さないといけないので、とりあえず1年目は収入を70兆円(国債発行を半分にする)。もちの論で支出も70兆円にする。これを10年間は続ける。これで徐々に借金返済の道筋が見えてくる。
 これだけでは、全くダメなので、国家・国民の英知を結集して、現在70円後半の対ドル為替を100円まで円安に持っていく。輸入で入ってくるのは割高になるが、当然に物価が上がりインフレ傾向になる。これで、デフレから脱却しやすくなる。輸出は、現在の1.25倍以上の利益が見込まれる。輸入される石油・ガス・石炭の総量を下げつつ、太陽光発電地熱発電、小水力発電風力発電の活用を全力で推進する。それも国・地方の行政が率先して担う。役所の屋上には太陽光パネルを、水道設備には小水力発電を、小さな電力も資源コストが断然低い。

 今の日本を変えていくには発想の大幅な転換が必要です。省エネは日本のお家芸