阪神 「不良債権」は言いすぎ


 株主総会で名指しで「不良債権」呼ばわりされた阪神の選手ですが、阪神タイガースのお陰(と言うより負けても負けても球場を埋めるファンのお陰)で連結の甲子園球場も毎日数万人が押し寄せる阪神電車の利益が、株主にも反映されていたのじゃないのか。今のところ低迷していても利益は上がっているはず。

 でも、株主の主張もわからないではない。ここ数年のたたかいはホント観ているのがつらくなる試合が多い。すっきり勝った試合などは僅かです。

 外国人選手も もう少し競争原理が入らなければならない。ロバート・ザラテ投手などはもっと1軍で経験させるべきだ。

 若手の育成に失敗しているのは事実だ。また、ドラフトでも阪神大好きなダルビッシュ中田翔の獲得に失敗している。甲子園球場以外でもセパどの球場においても半分は満員にする奇特なファンにもう少しサービスの還元はないのか。

 もし私が株主だったら、「不良債権」とは言わないが上記のこと位は発言するかもしれないな。

毎日新聞より引用 ◇阪急阪神HD株主総会
 阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が14日、大阪市内で開かれ、開幕前は巨人と並んで優勝候補に挙げられながら借金2の4位と低迷する傘下の阪神の補強策が批判を受けた。一部株主が、故障と不振で1軍に不在の城島健司捕手(36)、小林宏投手(34)を名指しして「不良債権」と指摘。これに対し、阪神・南信男球団社長(57)は謝罪した上で、今後のチームづくりの基本方針として生え抜きの若手を育成する重要性を強調した。


 低迷するチームに、12球団一熱い阪神ファンが黙っていられるはずもなかった。甲子園球場の年間指定席を持つという男性株主が、「不良債権」という刺激的な言葉を使って近年の補強策を痛烈に批判した。


 「岡田監督や平田監督の時(の2軍)は選手に覇気があって、若手も育った。いまは若手が育たない中で、外から呼んできた城島や小林(宏)が活躍していない。給料が高いだけで不良債権を抱えているようなもの。みんな、そう思っている。そうでしょ?」

 ほかの株主に賛同を求めると、会場内からは拍手も起きた。