救国の政治家 小沢一郎氏
日刊ゲンダイ引用
筑波大名誉教授の小林弥六氏はこう言った。「小沢氏は古いどころか、今の閉塞状況に求められる救国の政治家、希有(けう)な政治家だと思いますよ。
彼ほど戦前・戦後の日本政治を理解し、経済や外交、防衛などの諸問題を立体的に、マクロ、ミクロの両面から把握している人物は、永田町にはほとんどいません。従来型の官僚支配、中央集権システムを終わらせ、対米自立を目指し、この国を本当の意味での独立国にするという確固たる国家観、政治哲学と理念も持っている。
口下手と言われるが、なかなかどうして、小沢氏の話は論理的だし、説得力もありますよ。加えて、権力の中枢に長く居続けたことで、政治の表も裏も知り尽くしている。官僚がどういう生き物かも、つぶさに見てきて知っています。小沢氏の経験と能力があったからこそ、政権交代だって実現できたのです」