無灯火自転車について

 以前にも書きましたが、大阪は全国有数の自転車王国です。しかし、大阪人の悪い方の気質で、「反権力(お上)」で道路交通法などなんのそので、無法運転が目立ちます。もちろん行政や警察の永年の無指導で、歩道を平気で走る自転車だらけです。それも、よほど腕というか脚に自信があるのか超高速運転です。歩行者など完全無視です。次に携帯電話を使用しての運転です。お前の目玉は4つあるのかと言いたい。次は本命の無灯火運転です。近頃は、下記に引用している「オートライト車」の普及(1万円台の自転車も多い)で点灯車も多いが、依然として無灯火が多数です。相手の自転車が暗がりで自動車にはねられようが、知ったことではないのです(自己責任!)が、問題はこちらに不意に角を曲がってきたり、左側通行(一応自あめてはいるのだけれど動車に準じている)をしとぃるのに前から右側通行してくるすごいのもいる。こんな奴らにぶつけられるのが嫌なだけで、道交法が改正されたのに一向に取り締まらない警察にもあきらめているのですが・・。
 最下部に紹介している通り、女性の無灯火が多すぎます。旧来のライトが重いというのはわかりますが、自分の身を守るためにも「オートライト」(電池式でも可)にした方がいいよ。ホント夜道で自転車なんか全然見えてないよ!ましてや子供を乗せたママさんが夜道を走るなんて考えられないくらい怖いはなしです。

博多よかもん屋・自転車用語集より引用
 自転車に使われるライトには、古くて新しい問題があります。
それは暗くなってもライトをつけない方が珍しくない、というよりほとんど点灯してないのではないかと思われるくらい、道交法違反がまかり通っているのが現状です。  車を運転していて、腹立たしく思われた方も多いと思います。 これは、従来の古くから使われている、タイヤに小さなローラー部分を押し付けてダイナモを回転させ発電しライトを点灯させる方法では、かなりの負荷がかかりペダルが重くなることが原因と思われます(負荷の殆どはメカニカルロスとして捨てられ役に立っていないのです)。

 電池式のライトでは、ランニングコスト(電池代)の心配で、やはり余り点灯させてもらえません。(一部、暗くなったら自動的に点灯のスイッチが入るタイプ(乾電池のオートライト)のものがありますが、電池を入れ替えてもらえなければどうしようもないですね)。

 そんななかで、「オートライト車」と呼ばれる商品が登場していたのをご存知ですか?
けっして新しい商品ではないのです。
 オートライト車では、前輪のハブ(車輪の中央部)の中にダイナモ(発電機)が内蔵されているのです。
その結果、タイヤにローラーを押し付け、エネルギーの殆どをメカニカルロスに消費すると言う過去の遺物(ブロックダイナモなどと呼ばれています)と違い、軽い軽い発電が可能になっているのです。
 オートライトとは、本来、辺りが暗くなると自動的にライトのスイッチが入る事を意味しますが、ハブ内臓式の物をオートライト車と呼ぶことが多いようです。

HONDAより引用
 裏道を走っているとき、いきなり自転車が現れてぎょっとした。薄暗い交差点で、横断中の自転車に気付かず、横断歩道の手前で急ブレーキを踏んだ。そんな冷や汗体験はありませんか。

ライトをつけている自転車と無灯火の自転車、圧倒的に無灯火が多いのが現状です。どうやら「ライトをつけていなくても、自分はクルマに見えている」と思っているようです。でも、実際は見落とされることが多い。黒っぽい服を着ているとき、雨が降っている夜などは、なおさらです。

「自転車のライトは光量が少ないから、点灯してもしなくても同じ」「外灯が明るい商店街では、点灯する必要がない」「ペダルが重くなる」など、みんなさまざまな理由をつけて、無灯火で自転車を走らせています。しかし、自転車の無灯火走行はルール違反で、灯火義務が道路交通法に明記されています。(道路交通法52条第1項)

薄暮時の早め点灯など、ドライバーは光によるアピールの効果を知っているはず。点灯の効果を、もう一度考えてほしいのです。

鉄道総研調査)
東京郊外の住宅地で、無灯火走行の自転車を観察した調査によると、無灯火率は20〜30代で男性48.3%、女性61.0%。40代以上は男性23.0%、女性50.0%。女性のほうが無灯火率が高いという結果が出ました。男性に比べ女性はクルマの免許を持たない人も多く、点灯の必要性を理解していないのかもしれません。免許を持っていても、夜間の運転経験が少ないために、いかに無灯火の自転車が危険かという認識不足ということも考えられます。

 また、学生の無灯火率は男性72.8%、女性73.8%と、大多数が無灯火派。若者ほどリスクをおかしやすい傾向は、自転車の無灯火にも表れています。