いま輝く演技 夢咲ねねさん


  夢咲(ゆめさき)ねねさんは、中学校時代の修学旅行がきっかけで宝塚歌劇と出会い、その興奮を引きずったまま借りた宝塚のビデオに妹(雪組愛加(まなか)あゆさん)とはまっていく。
 3歳から習っていたバレエに加えて声楽を勉強し、高校在学中に2度目の受験で合格した。
 2001年、宝塚音楽学校入学。予科生(入学1年目)は男役で授業を受けていたが、もともと娘役がやりたかったため、本科生(入学2年目)に娘役に変更している。芸名の由来は「夢が咲くように」と家族で考えた”夢咲”に、父親が沢山候補をあげた中から、平仮名で覚えやすく天下人の太閤秀吉の妻の名前である「ねね」から。
 2003年、第89期生として宝塚歌劇団に入団。同期生には 白華(しらはな)れみさん大月(おおつき)さゆさん=2010年4月退団、 羽桜(はざくら)しずくさん=2009年12月退団、 純矢(じゅんや)ちとせさん、 愛花(あいはな)ちさきさん(以上娘役) 凪七瑠海(なぎな・るうみ)さん、 望海風斗(のぞみ・ふうと)さん、 美弥(みや)るりかさん、 明日海(あすみ)りおさん、 壱城(いちじょう)あずささん、 蓮城(れんじょう)まことさん七海(ななみ)ひろきさんなど。

以上=参考は フリー百科事典「ウィキペディア」より。


 

 富山県出身。2003年4月4日(金)〜5月19日(月)宝塚大劇場月組公演 宝塚舞踊詩『花の宝塚風土記』/ニュー・ミュージカル『シニョール ドン・ファン』で初舞台。同年月組に配属
 2005年2月22日(火)宝塚大劇場 4月8日(金)〜5月22日(月)東京宝塚劇場エリザベート』新人公演で工リザベート役(本役は瀬奈(せな)じゅんさん)に抜擢され、舞台栄えする華やかな容姿で一躍注目を集める。バウホール公演『BourbonStreet Blues』のシンシア役で初ヒロイン。無鉄砲な恋人の身を案じる女の子を瑞々(みずみず)しく演じた。
2006年『暁のロ―マ』新人公演ではクレオパトラ役を好演。日生劇場公演『オクラホマ!』ではアド・アニーを愛らしく演じ、舞台を明るく彩った。
2007年『パリの空よりも高く』新人公演のミミでは純粋な心を持ったヒロイン像を体現。バウ公演『大坂侍』では一途に主人公を慕う元気娘お勢を溌刺と演じ、好評を得た。
『マジシャンの憂鬱』新人公演では的確な役創りでヒロインのヴェロニカを演じる。2008年バウ・ワークショップ『ホフマン物語』では役替わりでオランピアジュリエッタ、アントエアの3役に挑戦し、演技面での成長振りを印象付けた。その後、星組へ組替え。シアタードラマシティ公演『赤と黒』では侯爵令嬢マチルドを熱演した。『THE SCARLET PMPERNEL』ではマリーを温かみのある演技で見せた。
バウ公演『ブエノスアイレスの風』ではタンゴ酒場のダンサー、イサベラを惰感豊かに演じると共に、主人公ニコラスと息の合ったタンゴを披露し、観客を魅了した。
2009年2月『My dear New Orleans』のネティでは嫉妬に駆られる女心を巧みに表現。6月『太王四神記Ver. 2』より柚希礼音(ゆずき・れおん)の相手役となる。数奇な運命を背負いながらも懸命に生きるキハを魅力的に描き出した。10月全国ツアー公演『再会』では、図書館に勤めるお堅い女性サンドリーヌをコミカル且つキュートに演じた。
2010年1月『ハプスブルクの宝剣』では、主人公の初恋の人アーデルハイトとオーストリア女帝マリア・テレジアの二役を緻密な役創りで巧みに演じ分けた。4月全国ツアー公演『激情』では、奔放な愛に生きるカルメンを好演。情熱的で妖艶なヒロインを迫力ある演技で魅せた。

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