姑息で癒着したマスコミを完全にたたこう


 よくマスコミは「政治とカネ」を問題視するが、実際はマスコミ自身が長きにわたる自民党政権の下で癒着していったのです。

参考:『官房機密費を暴露した野中広務の真意を測る』 2010年05月02日永田町異聞より一部抜粋してみよう。

 野中広務氏は先日、TBSのニュース番組でぶちまけた内容を、一昨日も、くりかえし記者団に説明した。官邸の金庫から毎月、首相に1000万円、衆院国対委員長参院幹事長にそれぞれ500万円、首相経験者には盆暮れに100万円ずつ渡していたという。
 衆参の国対関係者に野党工作として機密費を渡していたのは政界では常識になっているが、首相経験者に、中元・歳暮にしては高額な現ナマをプレゼントしていたとは、あきれるほかはない。

 それよりも、ジャーナリズムにとって深刻なのは「世論操作のため複数の政治評論家にもカネをばらまいた」という事実だ。

 想像はしていたが、カネを配った当の本人が言っているいるのだから、リアティは100%といえる。

 マスコミは執拗に小沢批判を繰り返すが、いざ自分にまわってきた政治との姑息な癒着には完全無視だ。
 
 

ところで、官房機密費といえば、河村建夫・前官房長官の一件はどうなっているのだろうか

自民党衆院選で敗北し、政権交代が決まった2日後に麻生内閣の河村官房長官が通常の2.5倍、2億5000万円を引き出した。

 河村氏はいったい何に使ったのか。選挙資金の穴埋めとか諸説が乱れ飛んだ。本来、もはや実質的には政権を失った状況で、それほどの巨額資金を使う正当な理由があるとは思えない。

 大阪市の市民団体「公金の違法な使用をただす会」のメンバー39人が背任容疑などで河村氏を東京地検特捜部に告発したのはその意味でしごく当然であるが、いまだに東京地検が捜査に乗り出したという話を聞かない。

 常識的な「市民感情」から言えば、政治資金収支報告書における記載期日のズレよりも、2億5000万円もの公金の使途こそ、法廷で明らかにしてもらいたい重大な問題なのではないだろうか。

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