鈴木宗男議員が枝野大臣をしかる


 2010年5月2日 ムネオ日記より http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html

 5月1日の日本経済新聞2面、囲み記事で民主党議員が4月28日に設立した「司法のあり方を検証・提言する議員連盟について全く間違った認識判断を、枝野幸男行政刷新相が述べている。検察審査会を見直しの議員連盟ではないのに枝野大臣は30日の記者会見で議連について「大きな誤解を世の中に与える」と述べ活動の自制を求めたと、書かれているがその会合にも出ていなく、一方的な間違った報道でものを言うべきではない。
 検察審査会は法律の専門家でもない一般の人で、説明役は検察官であるから検察官の恣意的・意図的な誘導、誤導があってはならない。
 真の公平・公正を図る上でも審査会を可視化するとか、問題点を勉強していこうとするものであり、それがなんで「圧力」と取られるのか。
 民主主義はさまざまな意見があっていい。しかし、議論に議論をかさね、そこで出た結論はお互い責任をもつ、これが民主主義の約束である。
 一方的、独断的に物事をきめつける枝野大臣の頭づくりは、事業仕分けでも表に出ない、声なき声の中に「いかほどの政治経験があって、いかほどの政治家としての見識があるのか。ただ批判したり、決め付けたりしている」と言った声が聞かされる。その事を想い出しながら、この記事を読み返す。
 枝野大臣の力で政権交代が出来たのではない。小沢幹事長の果たした力が枝野さんより相当大きなものであった事は明らかである。 政権交代が出来て枝野さんも晴れて国務大臣になれたのである。自分一人の考えが善だという思い込みはやめていただきたい。批判する前に事実関係をしっかり確認してから物を言ってほしいものだ。
 一部閣僚の中にはパフォーマンス宜しく『俺が俺がの「我」の世界の人がいる。お陰お陰の「下」の世界で』生きて行けば又、世の中多くの理解が得られるものと思うのだが。
 連休に入り、ふと政治家のエゴを感じながらお互い失ってはいけない「心」だけは失わないで生きて行きたいものである。

 関連=「佐藤優の眼光紙背

 日経 検察審見直しの議連設立で波紋 「圧力と取られる」 2010/4/30 21:19

 民主党議員が4月28日に設立した「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」が波紋を広げている。検察審査会による強制起訴制度の見直しを設立趣旨に掲げており、27日に小沢一郎幹事長を「起訴相当」と議決した審査会への露骨な圧力とも受け取れるからだ。

 民主党は一般市民が参加する検察審査会の権限強化に賛成してきた。枝野幸男行政刷新相は30日の閣議後の記者会見で、議連について「大きな誤解を世の中に与える」と活動の自制を求めた。

 

2010年4月29日 ムネオ日記より 

 昨日(28日)正午から「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」の設立初会合があった。元検事の郷原信郎弁護士が講師で、主に「検察の正義とは何か」について話されていた。
 質疑応答の中で私は、「検察審査会も可視化すべきではないか」と率直に話させて戴いた。それは、検察の説明の仕方一つで、一般の人達である審査員の方々の受け止めが決まるからである。
 私は国民から選ばれた国会議員として、素朴な疑問について述べたものである。ところが一部報道では、「『検察審査会への圧力ではないか』との批判が出る可能性もある」と書かれている。
 自分達は事実でもないことを好き勝手に書きながら、何の反省もなく、他人が物を言ったら「圧力ではないか」と国民を誘導するのは公平ではない。
 こうした報道も、検察、警察とどこかで連動しているならば、恐ろしいことである。私は政治家として、信念を持って言うべきことは言い、正すべきことは正していく。これが基本的な考えである。賢明な読者の皆さんにはご理解戴けるものと思うのだが。
 午前中事務所で、尊敬する大学教授と外交についての勉強会。
 14時から文京区民センターでの「政権交代死刑廃止の戦略を考える会」に顔を出す。
 15時の便で千歳に飛び、18時から北海道新聞主催の参議院選挙にむけての道内各政党の代表による座談会に出席。選挙戦の争点、重点アピール、道内の医療対策、地域主権のあり方等をテーマに議論を交わす。私は淡々と新党大地の主張をする。
 こうした会合が入ることは、まさに選挙戦本番ということである。
 7月までもう2ヶ月、政治の安定あって初めて良い政治ができる、政権交代の意味があると思いながらの2時間だった。

この記事に賛同される方はクリックをお願いします。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村