卒業おめでとう そして、さよなら


サンスポより引用

宝塚歌劇団雪組男役2番手、彩吹真央(あやぶき・まお)さんが4月25日、東京・有楽町の東京宝塚劇場で行われた雪組公演「ソルフェリーノの夜明け」「Carnevale睡夢」の千秋楽で退団。17年の宝塚生活に別れを告げた。

 1994年に初舞台。歌、芝居、踊りと三拍子揃った実力派スターは、終演後のサヨナラショーで「シルバー・ローズ・クロニクル」(2007年)など代表作の楽曲を次々に披露。最後の大階段を緑の袴姿で降り、「水さん(水夏希雪組トップスター)率いる最強で最高の雪組の仲間たちに、今日という最高の贈りものをいただきました。明日から、この最高の贈り物を胸に、新しい道を真っ直ぐに歩んでいきたいと思います。私の夢は永遠に続きます」などと感謝の気持ちを込めて挨拶した。

 カーテンコールは何度も行われ、彩吹さんが、ショー「Carnevale睡夢」の1場面で水とジャンケンをする場面について「本当に幸せで何の悔いもなく・・・ただ(千秋楽に)ジャンケンに負けたことが心残りです」と笑わせたり、4度目のカーテンコールの際は、感極まってか「本当に本当に、ありがとうごさいました」と涙する場面も。客席から「ゆみこさん(彩吹の愛称)、ありがとう!」と、ファンから熱い声も飛んだ。今後は宝塚での経験を生かし、女優に転身するとみられる。

 この日は、彩吹さんのほか、副組長の未来優希(みらい・ゆうき)さん、神麗華(じん・れいか)さん、大月(おおつき)さゆさんの計4名が退団。

 トップスターの水さんも9月で退団が決まっている。水さんと未来さんは93年初舞台の同期生。未来さんがカーテンコールで「私が言うのもなんですが、水夏希をおいていってしまします。皆さん、次の公演、どうぞよろしくお願いします」と涙ながらに言うと、水さんは「雪組に組替えしてきたときから、ハマコ(未来の愛称)なくして私はここまで来られなかった」と声を震わせていた。
 
 また、5度目のカーテンコールでは、男性客から「ハマコちゃん、結婚して!」と”公開プロポーズ”もあって劇場が大いに沸くなど、最後まで涙と笑いと歓声に包まれた温かい千秋楽となった。

      写真:卒業おめでとう彩吹真央さん


 恒例のサヨナラパレードには、約7000人のファンが詰めかけ、退団者に労いと感謝の言葉をかけていた。

 参考日記=2010年03月08日 宝塚にさようなら 未来さん 彩吹さん 神さん そして大月さん 

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