朝日新聞の本音


 朝日新聞は当たり前のことをウダウダ書いて、普天間基地移設が進まないのは すべて鳩山首相のせいにして(もちろん最終決断の責任はあるが、何10年も放置したのは、わたしを含めてすべての国民と政治家と日本を支配してきた自民党政権の責任です)、新聞社だけは都合よく「第3者」のフリをするな。また、北マリアナ諸島について何故書かないのか?米国ありきの土下座外交を続けてきて真の「対等な同盟」と言えるのか。
 戦争で米国に占領された沖縄への責任は「戦争を美化し、沖縄を本土の捨石」にした朝日新聞大本営発表報道に大いにあるのではないか。


朝日社説 「沖縄県民大会―基地を全国の問題として」

 遠い沖縄での出来事であり、身近なことではない。そのようにしてやり過ごすわけにはいかない。

 米海兵隊普天間飛行場の「県外・国外」への移設を求める沖縄県民大会が、9万人の参加(主催者発表)のもとで開かれた。

 「全国の皆さん、沖縄の基地問題は沖縄だけの問題ではありません

 大会で沖縄県仲井真弘多知事は、そう訴えた。日本の安全保障、つまり私たち国民一人ひとりの安全が沖縄の米軍基地の存在と、そしてそれを受け入れてきた沖縄県民の負担と、じかにつながっているのだという叫びである。このことを私たちは大会を機に改めて深くかみ締めなければならない。

(中略) もとより、沖縄県の負担を減らし、できるだけ国民全体で分かち合おう、「県外移設」を模索しようとの提起は間違っていない。

 しかし、問題の難しさに比して鳩山由紀夫首相の運び方はあまりに拙劣である。「腹案」があると言ってみたものの、中身があるのかないのかわからない。鹿児島県徳之島との協議の道を探ったものの、地元の町長から「門前払い」を食わされる。この7カ月余、米政府との協議もまるでちぐはぐだ。

 相手のある交渉事をすべてガラス張りにすることはできない相談だろう。しかし、首相は迫る期限に追い立てられ、苦し紛れの対応を繰り返しているようにしか見えない。

 もはや時間は限られている。 「県外」への道が開けなければ、当面は沖縄に負担を担ってもらわざるをえなくなってしまう。  =これこそが朝日新聞の主張である。


 参考ブログ=「永田町異聞」さん 『橋龍・クリントンのフテンマ美談を作文した日経コラム

 「きまぐれな日々」さん 『普天間基地問題で最初から強気に出るべきだった鳩山首相


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