今日からミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』はじまります
宝塚大劇場月組公演 公演期間:2010年4月16日(金)〜5月17日(月)
STAR☆FILE 100317より(2)
要所要所にワイルドホーン氏の楽曲が織り込まれ、芝居の見せどころ、歌の聞かせどころも多い本作は、難易度も高いがやりがいのある作品だ。実際に歌ってみての感想や現在の課題などを、出演者たちはつぎのように語った。
もともとワイルドホーン氏の「ジキルとハイド」の大ファンだったという霧矢大夢(きりや・ひろむ)さんは、「本日フランクさんにお会いできるのがうれしくて夕べもあまり眠れなかったぐらい。まだまだ素晴らしいメロディーに乗っかりきれていないので、フランクさんの音楽を感じて、体現できるように励みたい」。
写真=霧矢大夢さん
トップ娘役として星組から組替えしてきた蒼乃夕妃(あおの・ゆき)さんは、星組版にも出演経験があり、新人公演ではヒロインのマルグリットを演じている。「再びマルグリット役に巡り合えて本当に光栄です」と喜びをかみしめるいっぽうで、「一公演でこんなにたくさん歌わせていただけること自体が初めてなので、課題を乗り越えていきたい」と緊張感を漂わせた。
新進の若手スター、龍真咲(りゅう・まさき)さんと明日海(あすみ)りおさんの2人が、「黒い役」ショーヴランをダブルキャストで演じるのも、本公演の注目ポイントだ。龍真咲さんは「ショーヴランの気性の激しさがメロディーに載せられていると思うので、そこを理解して歌いたい」、明日海りおは「星組版を観劇したときに一番印象に残った『君はどこに』を歌わせていただけるのが本当に幸せ。ちゃんと表現できるエネルギーと技術を備えられるようがんばりたい」と、それぞれに意気込みをみせた。
「タカラヅカを初めてご覧になったときの感想は? 女性が男役を演じるタカラヅカでの音楽づくりはいかがでしたか?」と霧矢さんから質問されたワイルドホーン氏は、「これは新しい世界だ!という印象を持ちました。ただ、音楽に境界線は存在しません。国境も性別も超えられます。興味深いのは、(自分と小池氏は)地理的にはとても遠いところにいるのに、演劇的な思いは一つであることです」との答え。出演者らに対しワイルドホーン氏は「英語で『目の中にお星さま』という表現があるが、『スカーレット ピンパーネル』は、まさにこの言葉のように茶目っ気のある楽しい作品であるということがとても大事です。作品の根底にある楽しさがわかっていれば、ロマンチックな歌も雄大な歌も、より壮大な表現ができるはず。私が曲をつくったときに込めた情熱をそのまま表現することができれば、それ以上の情熱がお客さまから必ず返ってきます。それが一番大切なルールです」とアドバイス。霧矢さんらは「心に留めて、お稽古がんばります…」と神妙に応えていた。
All About「宝塚ファン」
http://allabout.co.jp/entertainment/takarazukafan/
こんにちは 桜木星子です。 桜が散ったというのに、暖房のお世話になるなんて… 寒いですねぇ… おかげで風邪をひき、声が大変なことになってしまいました…
さて―― 4月12日(月)、花組トップ娘役・桜乃彩音(さくらの・あやね)さんが、大劇場を卒業しました。可愛い娘役さん… そう思っていた彩音ちゃん、今では、娘役陣の中で1番先輩だなんて。 時の経つのは早いものです。
そして今日、月組公演が幕を開けます。 トップコンビ、霧矢大夢(きりや・ひろむ)さん、蒼乃夕妃(あおの・ゆき)さんのお披露目公演。
第96期生の初舞台公演でもあります。 大作『THE SCARLET PIMPERNEL』を、きりやん(霧矢大夢)がどう魅せてくれるか… 楽しみ楽しみ。
毎日新聞100301引用
宝塚音楽学校で3月1日午前、第96期生の卒業式があった。タカラジェンヌを目指し、2年間にわたって歌やダンスの練習に励んできた38人は、黒の紋付きに濃緑色のはかま姿で式典に臨んだ。卒業生は、4月16日に宝塚大劇場で開幕する月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレットピンパーネル)」で初舞台を踏む予定となっている。
小林公平校長が卒業生それぞれに卒業証書を授与。卒業生総代に選ばれたのは、夢華(ゆめか)あみさん。時折涙で声を詰まらせながら「宝塚の乙女として『清く、正しく、美しく』の教えを守り、一層精進してまいります。大輪の花咲く日を夢見ながら頑張ってまいります」と答辞を述べた。
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