オバマ大統領 来日

 NHKより引用。

   

 オバマ大統領は2009年11月13日午後3時45分ころ、専用機で羽田空港に到着し、岡田外務大臣や藤崎駐米大使の出迎えを受けました。オバマ大統領が日本を訪問するのは、就任以来初めてのことで、シンガポールで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議に出席するのにあわせたアジア歴訪の最初の訪問国となります。


 オバマ大統領は13日午後7時前から、総理大臣官邸で鳩山総理大臣との日米首脳会談に臨む予定で、両首脳は来年、日米安全保障条約の改定からちょうど50年を迎えることを踏まえ、日米同盟の重要性をあらためて確認することにしています。そして、同盟関係の強化に向け、温暖化対策や核軍縮など地球規模の課題について幅広く意見を交わし、こうした課題に協力して取り組むとする共同文書を取り交わしたいとしています。また、両首脳は、アフガニスタンの安定に向けて連携を強めていくことも確認します。その一方、沖縄の普天間基地の移設問題については、突っ込んだ議論は行われない見通しで、オバマ大統領は早期の決着を期待する考えを伝えるにとどめるものとみられます。会談のあと、両首脳はそろって共同会見に臨むことにしています。
 
 オバマ大統領は、14日午前中、都内でみずからのアジア政策について演説を行い、午後にはAPEC=アジア太平洋経済協力会議が開かれるシンガポールに向けて日本を離れる予定です