衆議院議員選挙を楽しもう2

中日新聞2009年7月19日より。

 民主党衆院選での政権交代をにらみ政権運営の3原則を固めた。官僚主導の政策決定を政治主導に改めるため(1)政権党が責任を持つ政治に(2)政府・与党の二元体制から内閣の政策決定に一元化(3)縦割りの省益から首相官邸主導の国益重視へ−を掲げる。月末にも発表する衆院選マニフェストに盛り込む。

 政権党の責任明確化に向けた最初の取り組みは、閣議事務次官会議の在り方の見直しだ。現在は事務次官会議がすべての政策を決め、首相と閣僚による閣議は事実上の追認機関になっているとして、閣議を実質的な政策決定の場にする。


  民主党は、政権を担当する政党の呼称に関し、従来の「与党」は意味があいまいで政治の責任を不明確にしているとして「政権党」に改める。内閣の一元的政策決定では、政府と与党がそれぞれ政策決定に関与する現状を見直す。閣僚、副大臣政務官の「政務三役」に大臣補佐官を加え、政府に100人以上の政治家を配置し、政策決定を主導するとした。

 官邸主導の国家戦略策定のためには、首相直属の国家戦略局を新設する。官民の人材を集め、外交から内政まで中長期の国家ビジョンをつくる。予算編成も各省の要求を積み上げる現在の仕組みを改め、国家戦略局で骨格をつくり、細部を省庁が詰める手順にする。

 政治システムを改革しなければ日本の社会は変わらないと思う。『国家戦略局』や『政権党』および『内閣の一元的政策決定』は、硬直した官僚制度に「風穴」を開けれそうかな。


これは国民への批判ではなくてマスコミ批判なのに感じない「鈍感力」

 産経ニュースより

 自民党細田博之幹事長は2009年7月24日、報道各社のインタビューで、麻生太郎首相の言動や党内の混乱に関するマスコミ報道について「(首相が)字が読めないらしいですねなんて楽しんじゃっている。ぶれたらしいなんて。どうでもいいことだが、その方がみんな面白いんだよ。日本国の程度を表している。国民の程度かもしれない」と批判した。

 国民の政治意識が低いと指摘したとも受け取れるだけに、細田氏はインタビュー終了後、「誤解を招く表現だった。謝罪します」と述べ、発言を撤回した。

 また、細田氏はインタビューで、報道各社の世論調査についても「麻生さんをどう思いますか、鳩山由紀夫民主党代表とどっちがいいですかって、もういい加減にしてくれっていう感じなんだけどね。それ聞いて何か意味ありますか」と語り、内閣や自民党の支持率低迷にいらだちを示した。