瀬奈じゅん(せな・じゅん)さんの軌跡


   


 瀬奈じゅんさんの初舞台は『この恋は雲の涯まで』。1992年03月26日(木)〜05月12日(火)雪組宝塚大劇場公演から17年。ついに「宝塚」から卒業が決定しました。2009年10月09日(金)〜11月09日(月)月組宝塚大劇場公演・2009年11月27日(金)〜12月27日(日)月組東京宝塚劇場公演 ミュージカル・ロマン『ラスト プレイ』−祈りのように− 作・演出/正塚晴彦氏。ファンタスティック・ショー『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』作・演出/三木章雄氏。プレイには「祈り」とともに「役を演じる」の意味もあります。そのことからも、まさに宝塚を牽引してきた瀬奈じゅんさんが2009年の宝塚歌劇を締めくくるラストプレイになります。

 『この恋は雲の涯まで』は、1992年3月26日〜5月12日、雪組宝塚大劇場。1992年07月02日(木)〜07月29日(水)雪組東京宝塚劇場で上演された。脚本・演出:植田紳爾氏。1992年入団第78期生(瀬奈じゅんさん大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)さん、貴城けい(たかしろ・けい)さん、檀れい(だん・れい)さん、千紘れいかちひろ・れいか)さん、夢輝のあ(ゆめき・のあ)さん等)の初舞台公演。 余談ですがエトワールは入団3年目(研3)の純名里沙(じゅんな・りさ 現:純名りさ)さんです。

 瀬奈さんは1993年に花組に配属されましたが、1993年〜1996年の正確な資料が今手元にないので、1996年の後半から始めます。宝塚プログラムを購入しました(20080406) 純名里沙さんのファンなので花組在籍中のプログラムを調べてみます。

1996年
☆1996年06月21日(金)〜08月05日(月)花組宝塚大劇場公演・1996年11月02日(土)〜11月28日(木)花組東京宝塚劇場公演 住友VISAミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』 HOW TO SUCCEED IN BUSINESS WITHOUT REALLY TRYING―努力しないで出世する方法― 原  作:シェパード・ミッドの小説による。脚本:エイブ・バローズ氏、ジャック・ウェインストック氏、ウィリー・ギルバート氏。作詞・作曲:フランク・レッサー氏。振付:ウェイン・シレント氏。脚色・演出:酒井澄夫氏。翻訳:酒井洋子氏。物語:しがないビルの窓拭きピエルポント・フィンチ(本役は真矢みき(まや・みき)さん・新人公演は第1幕:霧矢大夢(きりや・ひろむ)さん・第2幕:春野寿美礼(はるの・すみれ)さん)は、ある日「努力しないで出世する方法」という本を読み、自分だって出世できるんだと確信する。フィンチは〝就職するなら大会社でなければならない〟との本の指示に従い、口先一つでワールド・ワイド・ウィケット・カンパニーに潜り込み、社内の郵便室で働く事になった。秘書のローズマリー(本役は純名里沙さん・新人公演は第1部:舞風りら(まいかぜ・りら)さん・第2幕:研1ながら新人公演主演の沢樹くるみ(さわき・くるみ 1996年入団〜2002年退団)さん)はフィンチに一目惚れ、何かと彼の世話を焼く。


瀬奈さんは、第1幕第2・12・14場でガードマン、4場:カゲコーラス、6場:重役、7場:カップル(男) 第2幕第4場:重役、6場:海賊男(A)=春野寿美礼さん、朝海ひかる(あさみ・ひかる)さん、霧矢大夢さんなど(豪華です)。8・9場:ガードマン、11場(フィナーレ):踊る男=初風緑(はつかぜ・みどり)さん、伊織直加(いおり・なおか)さん、春野寿美礼さん、朝海ひかるさん他。

花組新人公演「ハウ・トゥー・サクシード 1996年07月16日(火)宝塚大劇場・1996年11月12日(火)東京宝塚劇場 瀬奈じゅんさんはブラッド(人事部長)役(第2幕)本役は香寿たつき(こうじゅ・たつき)さん。(第1幕は真由華れお(まゆか・れお)さん)。