瀬奈じゅんさんが退団に


サンスポより引用。

 宝塚歌劇団は2009年7月6日、月組トップスターの瀬奈じゅん(せな・じゅん)さんが2009年12月27日付で退団すると発表。退団公演は「ラスト プレイ」「Heat on Beat!」(宝塚大劇場で2009年10月9日〜11月9日、東京宝塚劇場で2009年11月27日〜12月27日)。7月7日、大阪市内で会見する。瀬奈さんは1992年に初舞台を踏み、2005年から月組トップスターを務めてきた。

宝塚歌劇団発表

林公一宝塚歌劇団理事長
月組トップスター・瀬奈じゅんさんが、2009年12月27日の東京宝塚劇場公演の千秋楽をもちまして宝塚を卒業する事になりました。今、円熟味を迎えておりますトップスターで、存在感のあるスターとして、月組を、そして今の宝塚を支えてくれている貴重な戦力の1人であります。また、多くのお客様に夢と感動を与えてくれています。彼女が退団するその日まで今まで以上に益々輝いて活躍できますように、皆様方のご支援賜りたいと思っておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。



瀬奈じゅんさん
この度、2009年12月27日の月組東京宝塚劇場公演『ラスト プレイ』『Heat on Beat!』千秋楽をもちまして、宝塚歌劇団を卒業させて頂く事となりました。今まで出会った全ての方に感謝の気持ちをお届けできますよう、最後まで男役を全うし、大好きな月組の仲間と共にいい舞台を作っていきたいと思っております。千秋楽までどうぞ宜しくお願い致します。


Q.退団を決意した時期ときっかけは
A.昨年の日生劇場公演『グレート・ギャツビー』(2008年09月01日(月)〜09月23日(火))を終えた後、「今こうやって充実している時にやり切りたいな」という思いがこみ上げてまいりましたので退団を決意いたしました。


Q.これまでで印象に残っている役は

A.『グレート・ギャツビー』のジェイ・ギャツビーと、エリザベートです。 (2005年02月04日(金)〜03月21日(月)月組宝塚大劇場公演・2005年04月08日(金)〜05月22日(月)月組東京宝塚劇場公演『エリザベート』)



Q.音楽学校入学から今日の退団発表までの中で節目は

A.大好きな花組に配属(1993年1月)された事、新人公演で主演(1998年06月02日(火)花組宝塚大劇場・1998年09月08日(火)花組TAKARAZUKA1000days劇場 新人公演「SPEAKEASY」マクフィス(マック・ザ・ナイフと渾名される暗黒街の帝王)役:本役は真矢みきさん)をさせて頂いた事、月組に組替え(2004年12月)になったことでしょうか。月組への組替えは、大好きな仲間と出会えたのでとても私の中で大きな節目となりました。


Q.退団を伝えた時の月組の皆の反応は

A.すごく温かい雰囲気で、私も泣いてしまいましたが、皆も温かい涙を流してくれました。


Q.(本日)会見場に立っての心境は
A.皆さまにご報告できた事でほっとしている気持ちと、最後までやり切るぞという前向きな気持ちです。


Q.退団後の来年は何をしているでしょうか
A.男役じゃない自分が想像できないですけれども、今まで応援してくださったファンの皆様のためにも、今まで学んできた事を活かせるような事が出来ればいいなと思っております。


Q.ディナーショーのタイトル『0 −ZERO−』の意味は
A.退団を決意し、振り返って自分を思った時に、舞台人としてマイナスからのスタートだったのが、やっと今ゼロになれた様な気がするという思い。そして、ゼロというのは奇数でも偶数でもなく、何にも属さない数字という事で、瀬奈じゅんのオリジナルを出せればという思い。この両方を込めて『0 −ZERO−』にしました。

今後の予定

 ☆2009年8月18日(火)〜20日(木)<ホテル阪急インターナショナル> 8月22日(土)、23日(日)<ホテルグランドパレス> 瀬奈じゅんディナーショー『0 −ZERO−』構成・演出/児玉明子氏。

 
 ☆2009年10月9日(金)〜11月9日(月)<宝塚大劇場> ミュージカル・ロマン『ラスト プレイ』−祈りのように− 作・演出/正塚晴彦氏。  ファンタスティック・ショー『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』 作・演出/三木章雄氏。


 ☆2009年11月27日(金)〜12月27日(日)<東京宝塚劇場> ミュージカル・ロマン『ラスト プレイ』−祈りのように− 作・演出/正塚晴彦氏。  ファンタスティック・ショー『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』 作・演出/三木章雄氏。