白羽ゆりさん 宝塚大劇場にお別れ


サンスポより引用。 

 宝塚歌劇団雪組娘役トップスターの白羽ゆりさんが出演している雪組公演「風の錦絵」「ZORRO 仮面のメサイア」が2009年4月13日、宝塚大劇場で千秋楽を迎えた。約2000人が見守る中、さよならパレードを行い、本拠地に別れを告げた。東京公演(5月1日〜31日)で11年間の思い出が詰まった宝塚を退団、女優に転身する。


スポニチより引用。 

 宝塚歌劇団雪組「ZORRO 仮面のメサイア/風の錦絵」が2009年4月13日、宝塚大劇場公演の千秋楽を迎え、5月31日付で退団する同組娘役トップスターの白羽ゆりさんが、本拠地ラストステージを踏んだ。

 本公演後に開かれたサヨナラショーでは、娘役トップ就任後初めて演じた、頭に船の模型を乗せた姿のマリー・アントワネットを再現。当時、自分で調べた史実に基づいて演出家に作ってもらったという巨大な模型の復活に、ファンはわいた。

 ラストはタカラジェンヌの正装・紋付きと緑のはかまで最後の大階段。「とうとうこの日が来てしまいました…。拍手がうれしく、だからこそ胸が苦しくて、やっぱり寂しい」と涙を流した。

 恒例の花のみちパレードには約2000人が集結。別れを惜しんだ。

 白羽さんは4月15、16日に宝塚ホテルでミュージックサロン「SWAN」を開催(東京會館は4月19、20日)後、5月1日から本演目の東京公演に出演。

   



サンスポより引用。 

 宝塚歌劇団雪組娘役トップスターの白羽ゆりさんが2009年4月13日、退団公演「風の錦絵」「ZORRO 仮面のメサイア」の宝塚大劇場千秋楽を終え、約2000人のファンに見送られて、青春の11年間(96年宝塚音楽学校入学・98年宝塚歌劇団入団・第84期生)を過ごした本拠地を後にした。
 この日は通常公演のあとサヨナラショーが行われ、白羽さんはまず、娘役トップスターになった第1作「ベルサイユのばら」(2006年、星組公演)のマリー・アントワネット役の姿で登場。頭の上に思い出の大きな帆船を乗せたヘアスタイルで、「青きドナウの岸辺に」をうたった。トップスターの水夏希さんがうたう「青春の終わりに」(07年、「カラマーゾフの兄弟」)の際、 白のドレスに着替え、デュエットダンスのあと、タイトルロールを演じた「エリザベート」の「私だけに」(07年)を熱唱。  雪組生全員が「君を愛してる」(08年)の衣装で「結婚することだね〜サーカス魂」をうたう中、水さんと白羽さんはウエディング姿で銀橋を歩き、中央部分でキス。後ろ向きに投げたブーケを、次期雪組娘役トップスターに決まった愛原実花さんが受け取るという、心憎い演出だった。
 最後の大階段は黒紋付に緑の袴の正装で降りた。水さんと、白羽さんとは同期生である男役スター音月桂さんから大きな胡蝶蘭の花束を渡され、「とうとうこの日が来てしまいました。毎日が楽しくて、幸せで…胸が苦しくて、やっぱり寂しいです」と涙声であいさつ。水さんの方を振り返り、「入団したとき、初めて声をかけて下さった男役さんが水さんでした。相手役をさせていただいた幸せな2年間をありがとうございました」とおじぎ。「タカラヅカが大好きです」と締めくくった。 終演後のパレードでは、「最高の娘役さんでした。ありがとう」と叫ぶファンに律儀に答え、メタリックの赤のオープンカーで、宝塚大劇場を去っていった。
 同時退団はほかに、穂月はるなさん、谷みずせさん、ゆり香紫保さんの計4人。