0319北翔海莉(ほくしょう・かいり)さんの誕生日です。

北翔海莉さんは、宝塚歌劇団宙組の男役。千葉県松戸市出身。愛称は「みっちゃん」。身長:169cm。1998年入団84期生。同期には未涼亜希(みすず・あき)さん桐生園加(きりゅう・そのか)さん、椎名葵さん、音月桂さん、白羽ゆりさん、遠野あすかさんかいる。初舞台は1998年3月27日〜5月11日 宝塚大劇場宙組公演 ロマンチック・レビュー『シトラスの風』作・演出 岡田敬二氏。「シトラス」は地中海地方に産する柑橘類、総じて“清々しさ、爽やかさ、若さ” の意味にも使われる。宙組の出発に相応しく、“誕生”“飛翔”“若葉”など新しい時代への飛躍をテーマとし、宝塚の香りと色彩感に富んだレビュー作品。第84期生のお披露目公演。第六章 ロケット=火の鳥(ファイアー・バード)をイメージした赤のコスチュームの、初舞台生39名によるラインダンス。 併演は友VISAシアター『エクスカリバー ―美しき騎士たち―』作・演出 小池修一郎氏。1998年7月11日〜8月17日 TAKARAZUKA1000days劇場宙組公演 『シトラスの風』と『エクスカリバー ―美しき騎士たち―』

◇1999年1月 月組に配属。  1999年5月14日〜6月21日 宝塚大劇場月組公演ミュージカル 『螺旋のオルフェ』作・演出 荻田浩一氏。男役トップスターの真琴つばささんが演じたイヴ=ブランシェ(元ナチス青年将校)の影という役。併演のミュージカル・ショー『ノバ・ボサ・ノバ』―盗まれたカルナバル― 作 鴨川清作氏 構成・演出 草野旦氏。ドアボーイ役。 早くも歌の場面が与えられる。1999年8月20日〜9月27日TAKARAZUKA1000days劇場月組公演 『螺旋のオルフェ』と『ノバ・ボサ・ノバ』―盗まれたカルナバル―。  ◇2000年6月〜7月ドイツ・ベルリン公演メンバーに参加するなど、早くから注目されていた。 

2001年、『大海賊』新人公演でエドガー役を皮切りに、新人公演で2番手・トップの役を演じ順調にスターの階段を上る。2003年、『シニョール・ドンファン』東京公演では休演した霧矢大夢の代役を熱演し見事に務めた。また、同年『薔薇の封印』では男役スターらしからぬ汚れ役・浮浪者で歌唱力、演技力を発揮し、2004年度・新人賞を受賞。

2006年、宙組へ組替え。翌2007年、大和悠河のトップ就任後は3番手スターとなる。

2008年、『雨に唄えば』で悪声の持ち主リナ・ラモントを魅力的に演じる。初の女役ではあったが、自身の当たり役となった。

日本物にも熱心に取り組み、2005年に『宝塚舞踊会』に出演を果たし常磐津「独楽」(花柳流)を舞う。2006年には「橋弁慶」より牛若丸に扮した。また同年には平家物語の挿話を基にした『想夫恋』でバウ主演公演を務めた。その後も舞踊会には、2008年まで連続して出演している。

2007年からは宝塚歌劇のスポンサー企業の一社でもある加美乃素本舗のイメージキャラクターを務めてもいる。