7日にバーゼルで開幕 サッカー欧州選手権

 共同通信社より引用。

 【バーゼル(スイス)6日共同】オーストリアとスイスが共催するサッカーの欧州選手権は7日(日本時間8日未明)にスイスのバーゼルで開幕する。共催は2000年のオランダ、ベルギー大会に続いて2度目。
 地元スイスが4年前の前回ポルトガル大会で4強入りしたチェコと対戦する開幕戦を控え、当地はコンサートなど記念イベントでムードが盛り上がっている。
 開催両国と予選を勝ち抜いた14カ国が、29日にウィーンで行う決勝までの31試合で頂点を争う。既に一般チケットは完売。開催8都市にはサポーターが大挙して押し寄せはじめている。

スポーツ・ナビより引用。 

イタリア代表は最終的なテスト段階に入っている。木曜日の午後にバーデンで行われた練習から判断する限りでは、契約を延長したばかりのロベルト・ドナドーニ監督は、何らかの意外な策を準備しているようだ。ドナドーニの好む4−3−3で戦う可能性が高いことに変わりはないとはいえ、この日のアズーリ(イタリア代表の愛称)はこれまでとは異なる4−1−4−1の布陣を敷いていた。戦術練習の中で、デ・ロッシがディフェンスラインの前に入り、3人の“ファンタジスタ”とピルロの4人で構成されたMF陣の後ろで防波堤として動いていた。

 オランダの布陣に合わせてシステムを変更し、ファン・バステン監督を悩ませるためのテストだと考えることもできる。キャプテンのファビオ・カンナバーロの代役に関しても不確定要素は残っている。バルツァッリのパートナーして、少なくともオランダとの初戦では、不本意な形でカンナバーロにけがを負わせてしまったキエッリーニが出場する可能性が高いようだ。マテラッツィはベンチからのスタートとなる見通しだが、これから月曜日までに大きく状況が変わる可能性もある。

 不動の存在はセンターFWのルカ・トーニ。本番を数日後に控えた最近の練習でも、トーニは印象的な動きを見せ続けている。木曜日の練習でも絶好調で、最後に行われたミニゲームでは3ゴールを記録していた。

 イタリア−オランダ戦の主審はフロイトフェルト氏
 UEFA(欧州サッカー連盟)はユーロ(欧州選手権)2008のイタリア−オランダ戦の主審に、スウェーデンのペーター・フロイトフェルト氏を指名した。副審はステファン・ウィッターベリ氏とヘンリク・アンドレイ氏。試合は月曜日の20時45分(現地時間)よりベルンで開催される。フロイトフェルト氏は最近ではゼニト・サンクトペテルブルクグラスゴー・レンジャーズを2−0で破ったUEFAカップ決勝を担当した。

 イタリア代表にとっては相性が悪い。フロイトフェルト氏が担当したのは1試合だけだが、マルチェッロ・リッピの初さい配となったこの試合でイタリアはアイスランドに0−2の衝撃的な敗戦を喫した。オランダ代表は同氏の担当した3試合で黒星がなく、1勝2引き分けの成績。

 オランダ代表は文字通り満身創痍(そうい)の状態だ。マルコ・ファンバステン監督は、バベルに続いてレアル・マドリーのMFスナイデルも失うことになってしまうかもしれない。フランスの『レキップ』紙が報じた。

 スナイデルは足を引きずりながら練習のグラウンドを後にしたが、負傷の程度はまだ明らかになっていない。オランダ代表は月曜日にユーロ(欧州選手権)2008大会初戦のイタリア戦を迎えるが、スナイデルは出場することができないかもしれない。