視聴予定の SKY STAGE 「ヴァレンチノ−愛の彷徨ー」  6月9日(月)9時

 研3の純名里沙(りさ)さん雪組所属時代)が「アリス」役で出演。1992年08月22日(土)〜09月05日(土)雪組公演・宝塚バウホール。作・演出の小池修一郎氏のデビュー作品。 主な出演者=杜けあき(もり・けあき)さん、紫とも(むらさき・とも)さん。

1986年に杜けあきさん主演で、宝塚バウホールで上演され、大好評を博した作品。再演の要望が強く、杜けあきさんの最後のバウホール作品となった。1895年、南イタリアの町の貴族の家に生まれたルディー、後のヴァレンチノ杜けあきさん)は、18才の時、移民船で渡米。様々な職業に就いたが、中でもダンスに秀で、ニューヨークのダンスホール「マキシム」でナンバー1ダンサーになる。その後、ハリウッドに行き映画のエキストラなどで食いつなぐ日々を経て、シナリオ・ライターのジェーン(紫ともさん)と出会い、「黙示録の四騎士」で一躍スターの座に就く。数々の名作をものにし、”ラテン・ラヴァー”の愛称で全世界の女性の心を一人占めし、サイレント映画史上最大のスターとして君臨するが・・・。

 小池修一郎=1955年東京生まれ。慶応大学文学部卒。大学時代にアングラ演劇やミュージカルに傾倒し、掲示板で見た宝塚歌劇団演出部員募集に応募して、1977年に宝塚歌劇に入団した。 デビュー作は1986年の宝塚バウホールヴァレンチノ」。振付は今をときめく宮本亜門で、若き才能が出合った秀作だった。「入団できたのは奇跡。デビューまで9年間経験を積んだことが、良くも悪くも私のベースになっている