2008/5/21 試合結果 対オリックス 2回戦 スカイマーク
スカイマークスタジアムには一度も行ったことがないけれど、いい球場(ボールパーク)だと思う。
神|100 000 510|7
オ|000 102 000|3勝:ボーグルソン2勝1敗0S
敗:オルティズ0勝3敗0S
HR:(神)新井ツーラン5号
神:ボーグルソン-江草-久保田-藤川
オ:オルティズ-菊地原-山口-本柳
サンスポより引用
(交流戦、オリックス3−7阪神、2回戦、1勝1敗、21日、スカイマーク)必死に走っていた。右中間にライナーで伸びる打球を目で追った。その行方が決まると減速し、ゆっくりとベースをまわった。阪神の新井貴浩(あらい たかひろ、1977年1月30日生)の5号2ランは、勝利を確信させる一打となった。
「三塁にランナー(平野)がいたし、もう1点と思っていた。何とかもう一人かえしたいと思って(打席に)入りました」
通算200号本塁打まであと「1」
7回、4−3と逆転した直後の2死3塁。投手は速球派右腕の山口に交代した。カウント1−2からの4球目。オール外角勝負にバットをのばした。「来た球を打とうと思っていただけ。配球を考えている場面じゃなかった」。必死に食らいついた。6−3とし、救援陣の精神的負担を軽減させるひと振りだった。初回1死1塁では、ランエンドヒットで左前打。1、3塁と先制機をつくり、金本の左犠飛につなげた。3回2死1塁には、左翼フェンスオーバーにあと1メートルの大飛球を放った。
「よくない」と話している打撃の状態。フリー打撃でも、打球に角度がつかない日が続いていた。それでも、毎日の練習では必ずバスターでポイントをチェックし、中堅方向へミート中心で打球を飛ばした。ティー打撃では軸足へ体重を残し、引きつけることを意識した。「(バットが)振れてきたというか、一時に比べれば、だんだんよくなってきている」という。
前日20日は逆転負けで、今季2度目の連敗を喫した。「きのうは、きのうですから」と、切り替えて臨んだ。この日は2安打2打点。敗戦後の試合での成績は打率.424、15打点、4本塁打となった。
6試合、26打席ぶりの一発で通算200号本塁打まであと「1」とした。「価値のあるホームランが打てればそれでいいです」。メモリアルアーチが、勝利に結びつくことを願っている。
「きょうはチームが勝ったのが一番。よかったですよ、ホント」
試合後のベンチ裏。大きく深呼吸し、そう話した。喜びよりも、安堵の表情を浮かべた。
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