日本選手権水泳競技大会6日目

JAPAN SWIM 2008 今夜の決勝は、男子1500m自由形 女子100m自由形 男子100m自由形
男子100mバタフライ 女子200m背泳ぎ 女子200m平泳ぎ。

 男子1500m自由形では、400m同種目と200mバタフライで2つの五輪切符を手にしている松田丈志(ミズノ)が15分15秒67で優勝したが、派遣標準記録には届かなかった。
 男女の100m自由形決勝では、男子が佐藤久佳(日本大)、女子は上田春佳(東京SC)が優勝したが、個人での派遣標準記録の突破はならなかった。男子は400mフリーリレーの出場資格を得ていたが、上位4人の合計タイムが派遣標準記録を突破できなかった。なお、佐藤と上田はそれぞれ、男女400mメドレーリレーでの代表メンバーに内定した。

 男子100mバタフライでは、岸田真幸(アクラブ調布)が51秒86の日本新記録で優勝し、初の五輪代表を決めた。2位には200m個人メドレーで五輪行きを決めた藤井拓郎(KONAMI)が入り、2つ目の代表権獲得。4大会連続の五輪出場を目指した山本貴司(近大職員)は4位に終わった。

 女子200m背泳ぎでは、中村礼子(東京SC)が2分08秒80で優勝し、2位の伊藤華英セントラルスポーツ)とともに派遣標準記録を切り、100mに続き2人で代表権をつかんだ。
 女子200m平泳ぎでは、種田恵(JSS長岡)が2分24秒54で優勝し、100m同種目に続いての代表権獲得。2位には金藤理絵東海大)が入り、初の五輪出場を決めた。

 北京五輪代表は、各種目の派遣標準記録を突破した上で、2位以内に入った選手を自動的に選出。リレーは各種目で上位4人(メドレーは各種目1位)の合計タイムがそれぞれの派遣標準記録を上回った場合に、4人を代表として派遣する。代表は21日に正式発表される。